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KEIKO OHASHI Art Director

2017.05.24

花嫁をさらに輝かせる!魔法のウェディングベール

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DRESS

ウェディングドレス選びにはとっても力が入るのですが、気がつけばそこで力尽きてベールはなんとなくおすすめされたものを簡単に選んでしまいがち。
実はベールにはシンプルタイプからフラワーモチーフ、マリアベールまで多彩なデザインがあります!
選び方ひとつでドレスの魅力をぐっと引き立てたり逆に邪魔をしてしまったりもするとっても重要なアイテム。
ぜひベール選びにもこだわって、自分をさらに輝かせて挙式をドラマチックに演出してはいかがですか?

ベールの由来


ウェディングベールは、古代ギリシャ・ローマ時代からあったもので邪悪なものから身を守るための「魔除け」のアイテムだったそうです。

 

(1)新郎のベールアップ

結婚式で花嫁がフェイスベールをするのには、やはり魔除けの意味があるということですね。

現在では、花嫁を「魔」から守りそして新郎新婦の「二人を隔てる壁」でもあるこのベールをあげてキスをするのはこの儀式によって「二人の間の壁を取り払う」という意味でもあるんですね。

 

(2)母親にしてもらうベールダウン

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出典元:www.tgn.co.jp

 

挙式で入場する前に母親にベールを下してもらうシーンを見たことがありませんか?

 

最近このベールダウンをしている新婦が多い気がします。

花嫁として旅立つ娘に向けた「最後の身支度」という意味があるんです。

母親からの「いってらっしゃい、幸せになってね」娘からの「今までありがとう」そんな母と娘の想いがこもった特別な瞬間なのです。

 

そういえば聖母マリア様も頭にベールをかぶっていますよね。

マリア様がかぶったベールが「マリアベール」と呼ばれるようになり、円形のものを折り返さずに頭に添わせてそのままかぶった状態のことを言います。

昔はマリアベールだけだったようですがキリスト教のプロテスタントの習慣が広まってから一般化して変化したのが「フェイスベール」なのです。

 

きちんとベールの由来を知ると、ベールを選びかぶる時の気持ちが変わってきますよね!

こういったベールのもつ意味を知りつつよりオシャレに自分らしく取り入れたくないですか?

それにはドレスと合わせて素敵なスタイリングが必要ですね!

ベール選びのポイント

 


会場のバージンロードの雰囲気に合いかつドレスを引き立ててくれるベールを選びたいですよね。

 

最近では色々なベールがありますが、デザインや長さで選ぶ人が多いです。

そして何と言っても、ベール選びはドレスとのバランスが最も重要です。

長さ、デザイン別にドレスとの相性もご紹介します。

 

(1)長さで選ぶ

 

ベールの長さは大きく分けると、ロング・ミディアム・ショートの長さがあります。

ドレスやベール自体のデザインにもよりますが、ショートやミディアム丈は可愛らしい印象、ロング丈は華やかな印象を与えるようです。

特に教会式や人前式など、ゲストに後ろ姿を見せることが多いスタイルの式では、ベールの長さによって印象も変わってきます。

ドレスのトレーンが長いものや、リボンやお花などが付いたバックデザインが凝っているドレスの場合は、短いベールの方が合うでしょう。

 

・ロングベール

 

一番メジャーなベールで、どんな花嫁も美しさを引き立ててくれる長さ。

裾をひきずるくらい長いベールは、正統派な印象を与えます。

ヴァージンロードを歩く時や、祭壇の前で愛を誓う時に美しく広がって夢のようです。

相性の良いドレスは、ベールよりも裾やトレーンが短いドレス!

 

・ミディアムベール

 


お尻がすっぽり隠れる程の長さ。

スタイリッシュな花嫁を演出してくれます。

相性の良いドレスは、ズバリ個性的なドレス!

ただし注意したいのは、バックスタイルにリボンやお花などポイントのあるドレスの場合はベールが重なってドレスを邪魔してしまうことも。

 

・ショートベール


女性が気になる二の腕がちょうど隠れるくらいの長さのショートベールは愛らしい花嫁という印象を与えてくれます。

そして全体的にスッキリとスタイルをよく見せることができます。

ベールが短い分、顔まわりに視線が集中するので髪はアップにまとめて、アクセサリーも控えめにするとバランスがいいです。

相性の良いドレスは、ふわふわのチュールミニドレス!

またはバックスタイルにポイントがあるドレス!

ベールに隠れることなくポイントを見せることができます。

 

(2)デザインで選ぶ

 

ドレスとの相性をしっかり把握しないと美しさアップのためのベールが邪魔なものになってしまうことも。

 

例えばドレスのデザインが凝ったものなら、シンプルで透け感の強いベールを。

逆にドレスがシンプルなものであるならロングベールやレース仕立てのものを選ぶなど全体の雰囲気を総合して考えてみるといいでしょう。

 

・マリアベール

 

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出典元:www.sophia-co.co.jp

 

頭の上からすっぽりかぶるタイプのロングベール。

顔回りにベールがほどこしてあるので、表情を華やかに見せ、エレガントな印象を与えてくれます。

Uピンや縫うことでフェイスアップベールにチェンジすることもできるのでアレンジの幅が広がりますね!

 

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出典元:dress-allure.com

 

相性の良いドレスは、シンプルなドレス!

存在感のあるベールなので、個性的なドレスとは相性が悪いことも。

 

・フラワーベール

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出典元:www.lightinthebox.com

 

ローズをはじめ花模様をあしらったベール。

愛らしさと上品な華やかさで花嫁を引き立ててくれます。

相性の良いドレスは、ロングトレーンや、バックスタイルに特徴があるドレス!

 

・ドットベール

 

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出典元:www.pinterest.com

 

水玉模様が織り込まれたベール。

大きめのドットはポップで明るい印象を小さめのドットはセクシーな印象を与えてくれます。

自分に合った大きさを選ぶことが大切。

相性の良いドレスは、シンプルなドレスやミニドレス!デザインのポイントになってくれます。

 

・金糸ベール

 

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出典元:blog.pelogoo.com

美しい金糸をあしらったゴージャスなベール。

ラグジュアリーな印象を与えてくれます。

相性の良いドレスは、シンプルがベスト!光沢のある上質なドレスにおすすめ。

・ビーティングベール

 

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出典元:item.rakuten.co.jp

 

ビーズで刺繍をほどこしたベール。

花嫁が動くとビーズの刺繍が光に合わせてキラキラと輝き、華やかな印象を与えてくれます。

相性の良いドレスは、同じ様に刺繍のあるボリュームの少ないドレス!

 

・カッパベール

 

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出典元:http://www.the-wedding.jp

 

ベールのデザイン自体が他のものと違ってユニークです。

指先や手首を生地に通して身につけるベール。

まるでショールをはおっているかのようです。

相性の良いドレスは、ボリュームのないシンプルなドレスが抜群!

他の人と差をつけるワンポイント

ここまで色々なベールをご紹介してきましたが、もっと他の人と差をつけたい!

そんな方はベールにワンポイント加えるだけでオシャレに!!

 

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出典元:www.pinterest.com

 

シンプルなデザインのベールにアクセサリーでポイントプラス!

雰囲気が変わります。

 

出典元:www.pinterest.com

 

月桂冠のヘッドドレスと合わせればとっても神秘的に。

 

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出典元:www.pinterest.com

 

お花のコサージュをつけることで可愛らしい印象に。

 

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出典元:www.pinterest.com

 

花かんむりをあしらえばお姫様のように変身。

 

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出典元:www.pinterest.com

 

鮮やかなお花が花嫁の表情をより華やかに見せてくれます。

お花の色に合わせたメークアップをするとより印象的に!

まとめ

今まであまりベール選びに力を入れようと思っていなかった方も種類やドレスとの相性を知っておくだけで、ベール選びが楽しくなります!

気に入ったベールを見つけることはとても大事ですがそれ以上にドレスとの調和も大切にしたいもの。

ドレスのデザインが凝ったものであればシンプルで透け感のあるベールを。

反対にドレスがシンプルなものであればロングやレース仕立てのベールを。

全体の雰囲気とバランスを考えて選んでみては。

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