小さな頃から夢見ていたウェディングドレス。
今や手元(スマホ)を見ればいつでもどこでも素敵なドレスの情報が無数に飛び込んできます。
特にInstagramでは先輩花嫁やプレ花嫁の素敵なドレス写真がたくさん!
このブランド好みの雰囲気だな、こんな形のドレスが着たいな、などとドレスショップの店員さんよりも目が肥えてるプレ花嫁が多くなってきているようで。
そんな情報あふれる時代だからこそドレスを決める上で大切なのはウェディングドレスの基礎知識を学ぶこと。
なんせウェディングドレスと言っても多種多様。インスタでみたあのドレスが着たい!芸能人が着ていたあのブランドがいい!となる気持ちはわかります。
あなたの好みを大切にするのはもちろん、会場との雰囲気や相性なども考慮する必要があり、ただ憧れだけをもって見に行っただけではなかなか決まらないんです。
まずは。基本を知ること。
これがあなたのなりたい花嫁像に近づくための第一歩です。
ウェディングドレスの基本シルエット6つ
花嫁姿のコーディネートの基本となるのがウェディングドレスのシルエット(形)。
そのシルエットの基本となる6種類それぞれの特徴をご紹介します。
(1)Aライン
出典元:youmbo.com
ウエストより上はタイトに、ウエストより下は自然に広がった、
文字通り「A」の形をイメージしたライン。どんな花嫁にも似合う、アレンジも自由自在なシルエットです。
(2)プリンセスライン
上半身は体にフィットし、ウエストからスカート部分がふんわりボリュームのあるライン。
花嫁を可愛く演出してくれる人気のデザインです。キュートな雰囲気、背の低い花嫁におすすめ。
(3)マーメイドライン
上半身から膝のあたりまではタイトなシルエットで、膝下から魚の尾ひれのように広がった人魚(マーメイド)のようなライン。
背の高い花嫁や大人っぽさやゴージャス感を出したい花嫁におすすめです。
膝から下のデザインによって雰囲気も変わります。
(4)エンパイアライン
出典元: brandpromdresses.com
アンピールラインとも呼ばれ、胸下にすぐ切り替えがあり、上から下に流れるように広がったライン。
マタニティの花嫁や足を長く見せたい花嫁にも◎。
(5)スレンダーライン
体にそった上から下までストレートのシンプルなライン。
上品なイメージに仕上げてくれるデザインです。
また、動きやすさがあるのでレストランウェディングやガーデンウェディングにもおすすめです。
(6)ベルライン
ウェスト部分を細く絞り、スカート部分がベルのようにふんわり広がったライン。
プリンセスラインよりボリュームは控えめなので上品な可愛さを演出してくれます。
やはり可愛い雰囲気の花嫁におすすめです。
実はこのタイプの中にはないドレス、「ボールガウンドレス」も注目です。近年人気急上昇中なんですよ。
6つのネックライン
ドレスを選ぶ基準としてネックライン(首回りの形)も大切です。結婚式では座っていることも多いので、このネックラインも印象を左右する大きなポイントなのです。
(1)ビスチェ(ストレートタイプ・ハートシェイプタイプ)
・ストレートタイプ
出典元:www.laconcha.jp
花嫁からもっとも人気とも言える主流デザイン。
肩紐がなくストレートなラインが首から指先まですっきりと、アームラインを美しく見せてくれます。
・ハートシェイプタイプ
出典元:imgkid.com
胸元がハートのように程よく丸みがあるので、
首が短い人やふくよかな人でもバランスよく綺麗に着こなせます。
(2)ホルターネック
前身頃から続いているストラップやバンドを首に回したデザイン。
肩のラインが綺麗に見えるのが特徴。前と後ろの見た目の印象が大きく変わるので、
バックラインを美しく見せたい方におすすめです。
(3)ハイネック
神聖な印象のハイネック。クラシカルで上品に見せてくれるので、
正統派の教会式にもおすすめのデザイン。特に首の長い人にお似合いです。
(4)ラウンドネック
首の付け根から丸くカットされたデザイン。
丸いかたちが優しいイメージを演出してくれるので特に丸顔の人におすすめです。
開きを深くすると首を長く、大きくすると小顔効果があります。
(5)スクエアネック
首のつけ根から四角に切り取った形をしているネックライン。
首筋が出るのですっきり、適度なシャープ感が出ます。
女性をクールかつ気品のある雰囲気に演出してくれるデザインで、首の短さや丸顔をカバーしてくれますよ。
(6)Vネック
文字通りV字にカットされたデザイン。
開きの幅によってさまざま欠点をカバーしつつ、女性らしさを演出。
顔の大きさや、首の短さ、太さが気になる方にぴったりです。
9つのスリーブデザイン
スリーブとはドレスの袖部分の形のこと。
やはりウェディングドレスには袖がないデザインが多くありますが、袖の形によってさらに上品で落ち着いた印象を与えることができたり、気になる部分を隠したりすることが出来ます。
また、体型はもちろん結婚式を挙げる季節によってもどんなスリーブデザインを選ぶべきが絞られてきます。
(1)キャップスリーブ
出典元:happycloudthunderhead.blogspot.com
肩先が隠れる程度のごく短い袖のこと。
肩先に帽子(キャップ)をかぶせたように見えることからこう呼ばれるように。
肩に丸みをもった女性らしいショルダーラインを作ることが出来るので、華奢な二の腕や、なで肩が気になる花嫁におすすめです。
(2)フレンチスリーブ
身ごろから続く布が、肩先が隠れる程度の短めの袖を持ったデザイン。
こちらもなで肩の花嫁におすすめ。キュートな印象を与えてくれます。
(3)パフスリーブ
出典元:www.theweddingspecialists.net
肩先や袖口をふわっと膨らませたライン。
肩幅がない、もしくは二の腕が気になる人ほど着て欲しいスリーブデザイン。
また、華奢で肩幅がない花嫁のアンバランスさをパフがカバーしてくれます。
(4)アメリカンスリーブ
斜めに深くカットし、肩を大きく露出したデザイン。
肩を大胆に出すことで、肩から腕のラインを綺麗に見せることが出来ます。
特にいかり肩の人やデコルテやネックを隠したい人に人気。
(5)ワンショルダー
出典元:driverlayer.com
どちらか一方の肩のみを覆い、もう一方の肩は露出したデザイン。
大人っぽくスタイリッシュ、どこかセクシーな印象に。
アシンメトリーな形が広めの肩幅やいかり肩を目立ちにくくしてくれます。
(6)キャミソール
出典元:www.montalbanoediloreto.com
ビスチェに細く繊細なストラップが付いたようなデザイン。
ネックラインによってその印象は変わってきますが、特に胸が小さい人におすすめです。
(7)オフショルダー
出典元:linkedin.com
両肩を大きく露出しつつも、二の腕を覆うような袖を持ったデザイン。
特に鎖骨が綺麗に見え、華奢なイメージを与えてくれます。
肩幅や二の腕が気になる、丸顔や首の太い人、顔が大きい人におすすめです。
(8)ロングスリーブ
肌を露出しないので、クラシカルで格式高い雰囲気の教会式のデザイン。
英国のキャサリン妃がレース素材のロングスリーブドレスをお召になってから、近年ますます人気急上昇中です。
(9)パゴダスリーブ
出典元:http://www.goodcheapweddingdress.com/
袖の上部は腕にフィットしていて、肘のあたりから手の先に向かってラッパのように広がったデザイン。
実は体のラインを強調するので華奢さが気になる方におすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
ウェディングドレスと言っても、細かく見ていくと奥が深いことに気がつきます。
試着にいく前に、お店の方にしっかりイメージを伝えることも大切です。
(自分の好みを知ってもらうと、お店の方も提案しやすくなります)
また、ウェディングドレスは「胸で着る」とも言われます。それをサポートしてくれるのがブライダルインナー。
試着時も必要となることがあるのでお店の方に相談してみて下さいね。