なにかと忙しい結婚式の準備期間。
そんな結婚準備中にパートナーと意見が衝突してケンカしてしまった…というお話をよく耳にします。
結婚準備中は結婚式に向けて楽しい気持ちを大切にしたいですよね。しかしながらなぜ、結婚準備中はケンカになりやすいのでしょうか?
そこで今回は、結婚準備中のケンカの実態や原因・解決法をご紹介したいと思います。
75%のカップルが結婚準備中にケンカをしていた!?
準備中は、来たる結婚式に向けてドキドキとした楽しい気持ちの反面、「本当に結婚式を実現できるのかな?」といった焦燥感を抱くこともあるのではないでしょうか?
そんな行き場のない不安な気持ちがつのると、ふたりの間でケンカしてしまうことも…。
というのは、「ゼクシィnet」が「結婚準備中のケンカ」についてアンケートを実施したところ、なんと!約7割以上のカップルが結婚準備中にケンカを経験していたのです!
さらに、上記回答をしたカップルに、ケンカの深刻度を尋ねてみると、約6割ものカップルが普段以上に深刻なケンカを展開したと回答。
また、その内の約半数が「結婚式や結婚そのものをどうするかまで考えた」と回答しました。
上記のことから、結婚準備中はケンカをしやすいということがわかりますね。
ケンカの原因で1番多いのが「相手に任せっきりな態度」
結婚準備中にケンカをするカップルは7割を超えており、もはやケンカすることが一般的だといっても過言ではありません。
しかしながら、ケンカを放ったらかしにしておくことは気が進まないですよね。
そもそも、どのようなことが原因でケンカに発展するのでしょうか?
ということで、ここでは先ほどご紹介した「ゼクシィnet」が実施したアンケートや体験談をもとに、結婚準備中のケンカによくありがちな原因を5つご紹介していきたいと思います!
(1)ケンカの原因その1 相手に任せっきりな態度
ケンカの原因に一番多い原因が、相手に任せっきりな態度です。
具体的な例をあげると、結婚式場を決める際に「AとB、どっちの会場がいいかな?」と相談しても、「どっちでもいいよ」といった態度や…。
「忙しいから婚礼衣装決めといて。任せるから」といった態度があげられるでしょう。
繰り返しになりますが、結婚準備は決めることがたくさんあって、とても大変な一面があります。
そのため、負担がふたりのどちらかに集中してしまうと、相手への不信感に繋がることも…。
・Tips
任せっきりな態度を変えてもらいたいときは、「どうして任せっきりにするの!?」と責めるのでなく、「結婚式をわたしだけじゃなく、あなたにとっても最高の思い出にしたいから、もう少し参加してほしいな」などと相手を立てるようにいってみてください。
責めてしまうと相手もムッときてしまうかもしれないので、相手を褒めたり、立てるように意識してみてください。
それでも相手が任せっきりな態度を変えてくれない場合、捉え方を変えてみましょう。
例えば、「AとB、どっちの会場がいいかな?」を相談した際に「どっちでもいいよ」という回答だったとき、「じゃあ、自分の好きな方にしちゃお♪」とポジティブに捉えるように意識してみてください。
心のもやもやが軽くなるはずです!
(2)ケンカの原因その2 結婚式費用について
結婚式費用もケンカのよくある原因の1つです。
結婚式費用についてまったく話し合わずに準備を進め、直前になってお金が足りないことが発覚したり…。気付いたらあらかじめ決めておいた予算をゆうに超えてしまっていたり、といったケースは少なくありません。
・Tips
節約できるところと、豪華にしたいところを事前に決めておくと、メリハリがつきスムーズに進めます。
金銭問題は深刻になることもあるので、慎重に話し合いを進めていきたいところです。
(3)ケンカの原因その3 親や家族について
しかし、ときには親や家族とふたりの意見が異なったり…。
もしくは、親や家族の意見がコロコロと変わり、ふたりが振り回されたりするケースは少なくありません。
結婚準備で忙しいところに、親や家族から意見されると、どうしても気持ちが高ぶってしまうため、ケンカに発展しやすい傾向にあります。
・Tips
親や家族と意見がぶつかる際は、ふたりだけの意見でなく、プランナーさんなどの第三者の意見を挟むと納得してくれやすい傾向にあります。
例えば、親や家族は結婚式のタイプをホテルウェディングを、ふたりはウェディングレストランを希望したとします。
その際に、ふたりがどうしてもウェディングレストランがよい理由を述べても納得してくれない場合は、プランナーさんの知恵をお借りするのも1つの手段です。
(4)ケンカの原因その4 ゲストについて
結婚式にゲストを何人に招待するか、どういった関係性の人を招待するか、などで意見が食い違うケースもあります。
結婚式会場やプランによって、ゲストの人数の上限が異なります。
そのため、会場を決める前にゲストの人数をきちんと把握しておく必要があります。
また、どういった関係性の人を招待するのかも重要です。
関係性というのは例えば、親族だけ、お友だち、仕事関係といったことです。
関係性を明確にしておく理由は、「わたしだけ結婚式に呼ばれていない…」などといったトラブルを避けることができるためです。
(5)ケンカの原因その5 結婚式の日取り、エリア、タイプについて
大好きな人との結婚式。「どうせ挙げるなら、理想の結婚式を実現したい!」とお考えの方がほとんどかと思います。
しかし、だからこそ式場選びの際に熱がどうしても入ってしまい、お互い譲れずケンカに発展、なんてことも…。
・Tips
結婚式の日取り、エリア、タイプで譲れるポイントと譲れないポイントを明確にしておきましょう。
そうすることで、相手と意見がぶつかった際に「日取りはわたしの意見で、エリアはあなたの意見で」といったようにふたりの間で譲り合いができます。
ケンカの予防・解決方法は、よく話し合うこと!
結婚準備中のケンカによくありがちな原因を踏まえたところで、続いてはケンカの予防・解決方法をご紹介していきたいと思います。
(1)ケンカの予防・解決方法その1「よく話し合う」
結婚準備前からパートナーとよく話し合う時間を設けるとよいでしょう!
というのは、ケンカになる発展する経緯に「話し合う時間を作らなかった」ということがよくありがちなのです。
話し合いの際は、自分の気持ちや結婚式でしたいこと、したくないことを言葉にして伝えることを意識してみてください。
(2)ケンカの予防・解決方法その2「お互いに歩み寄ろうとする姿勢」
相手に自分の気持ちを理解してもらおうとすることと、相手の気持ちを理解しようとすること。そのお互いに歩み寄ろうとする姿勢も大切です。
自分が相手にいいたいことをそのまま伝えるのではなく、「どのようにいったら相手に分かってもらえるかな?」ということを頭に入れておくとケンカを避けられるはずです。
また、相手が気持ちを伝えてきた際に、最初から拒否・否定するのはNG!
例え、「それはおかしいな」と思ったとしても、話をすベて聞いてから優しくいうようにしましょう。
理由は、はじめに拒否・否定をしてしまうと相手を落ち込ませてしまうことがあるためです。場合によっては、プライドを傷つけてしまうことも…。
(3)ケンカの予防・解決方法その3「「察してほしい」という意識はNG」
「察してほしい」という意識はNGです!
察するということは、お互いの意識にわずかなズレが生じてしまったり、伝わりにくったりするトラブルが考えられます。
そのため、自分の気持ちやしたいことを「察してほしい」という意識でなく、言葉で伝えるようにしましょう。
(4)ケンカの予防・解決方法その4「伝え方を意識しましょう」
パートナーに対して、伝え方を意識しましょう。伝え方1つで、相手の捉え方が180度変わります。
というのは、例えば結婚式のゲストの名簿の作成をお願いするときに、「ゲストの名簿作ってよ!」でなく、「ゲストの名簿作ってくれない?お願いね」などと相手の気持ちを汲んだ伝え方をすると、互いに気持ちよく進めていくことができます。
なにかを伝える際は、「〜してよ!」、「〜しろよ!」、「なんで〜してくれないの?」といった強い口調出なく、優しい口調を意識してみてください。
まとめ
結婚準備中は、7割以上の先輩カップルがケンカになったと回答しています。
ただ、先輩カップルの多くの方が「ケンカをしてよかった」と口を揃えています。
理由は、「ケンカを通してお互いのことをより知れた」、「仲直りの仕方を学べた」など、ケンカが今後の夫婦に活きているためなのだとか。
ですから、ケンカをしたからといって落ち込まないでください!その際は、本記事でご紹介したケンカの予防・解決法を参考にしてみてくださいね。
それでは、楽しい結婚準備期間をお過ごしください!