結婚式準備で結婚式場を探す方法は、大きくわけて2つあります。
1つめは、お二人でネットや口コミから探す方法です。
2つめは、最初にウェディングプランナーを見つけ、その方にお願いして探してもらう方法です。
ウェディングプランナーとは、スバリ結婚式のプロです。結婚式にまつわる豊富な知識やコネクションを持っており、結婚式場を探してくれたり、演出のアイディアを提案してくれます。
今回は、ウェディングプランナーさんに結婚式場探しをお願いする際のメリットやデメリットなどをご紹介していきたいと思います。
ウェディングプランナーとは?お願いできることと費用
ウェディングプランナーとは、結婚式の準備から挙式当日までサポートしてくれるスタッフです。略して「プランナー」と呼ばれることもあります。
プランナーの形態は、結婚式場や結婚式のプロデュース会社に所属している場合と、フリーランスの場合があります。
形態によってかかる費用や、お願いできることにちがいがあります。
(1)プランナーにお願いできる4つのこと
プランナーには、下記の4つのことをお願いできます。
・結婚式のプランニング
さいきんは結婚式のカジュアル化が進み、多種多様な結婚式スタイルがあります。
自由な挙式ができる一方で、制限がないことからおふたりだけで決めるのが難しいデメリットもあります。
プランナーは、おふたりが思い描く結婚式をヒアリングし、結婚式場、演出やプログラムのアイディア、日程や予算などを提案してくれます。
・結婚式に必要なものの手配
プランナーは、そういった手配もしてくれます。
また、披露宴の司会者や衣裳やヘアメイクのスタッフを紹介してくれたり、打ち合わせの場を設けてくれたりもします。
・挙式当日の立会い
挙式当日、プランナーは会場に立会い、最終チェックをしてくれます。
式が無事成功できるように、またトラブルが起きても対処できるように見守ってくれます。
・相談
プランナーは結婚式にまつわる相談に乗ってくれます。
そんなときにプランナーさんに相談してみると、参考になるアドバイスをしてくれますよ。
(2)形態別!ウェディングプランナーの費用
プランナーの形態には、結婚式場や結婚式のプロデュース会社に所属している場合と、フリーランスの場合の3パターンがあります。
形態によって費用や料金プランが異なるため、事前にチェックしておきましょう。
・結婚式場に所属しているプランナーの費用
式場に所属しているプランナーは、特に費用が発生しません。
中には、プランナーへお礼の気持ちとして「お心付け」を渡す方もいらっしゃいます。「お心付け」とは、一般的に5,000~10,000円の現金を包んで渡すお礼の習慣です。
ただし、式場によっては現金の受け取りを禁止しているため、事前に確認しておきましょう。
・結婚式のプロデュース会社に所属しているプランナーの費用
結婚式のプロデュース会社に所属しているプランナーは、挙式費用の中に料金が組み込まれていることがほとんど。そのため、別途費用は発生しません。
お礼に関しては、現金の受け取りを禁止している会社が多いようです。お礼を渡したい方はプレゼントがよいかもしれません。
・フリーランスのプランナーの費用
フリーランスのプランナーは独自に料金プランを設定しているため、費用に幅があります。
多くのプランナーは業務ごとに料金を設けており、例えばカウンセリング料金に1時間5,000〜10,000円から掛かることも。
また、プロデュース料金は準備総額費用の10%~20%が目安といわれています。
お礼に関しては、「お心付け」として5,000~10,000円の現金が相場です。
ウェディングプランナーにお願いするときのメリットとデメリットをご紹介
続いては、式場探しをプランナーにお願いする際のメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。
(1)メリットその1 結婚式の相談ができる
人とちょっとちがった挙式をしたい、少人数で挙式したい、お食事にこだわりたい…、みなさんそれぞれ理想の結婚式像がありますよね。
その一方で、どうやって理想の結婚式像を実現していけばよいのか分からない、そんな方が多いかと思います。
また結婚式準備では、しなければならないことがたくさんあります。ときには、壁にぶつかってしまうこともあるでしょう。
そんなときに豊富な知識を持つプランナーさんが味方になってくれるため、安心できます。
(2)メリットその2 選択肢が広がる
プランナーさんは結婚式にまつわる豊富な知識やコネクションを持っています。
そのため、会場はもちろん、演出や引き出物など、おふたりにベストな提案をしてくれます。
(3)デメリットその1 プランナーの形態によって紹介できる会場が異なる傾向に
先ほどもお伝えしたように、 プランナーには、結婚式場や結婚式のプロデュース会社に所属している場合と、フリーランスの場合の3つの形態があります。
結婚式場所属のプランナーの場合は、所属している式場以外の会場のことをあまり知らない場合もあります。
また、プランナーの多くが式場や会社に所属しているケースがほとんど。すでに所属プランナーがいる式場は、フリーランスのプランナーをお断りしている場合もあります。
ウェディングプランナーに相談するコツとは?事前に決めておきたい5つのこと
結婚式の準備は、「ゲストに誰を呼ぶか?」、「予算はいくらか?」、「DIYはするか?」をおふたりで決めることから始まります。
プランナーは、おふたりの希望をヒアリングし、ベストな提案をしてくれます。
そのため、あらかじめおふたりの希望をある程度かためておかなければ、プランナーさんから提案してもらうことは難しいです。
プランナーに相談する前に、おふたりで決めておきたいことは、下記の5つです。
・ゲストのリストアップ
・だいたいの予算
・招待状などのペーパーアイテムをDIYするかどうか
・希望の挙式スタイルや婚礼衣裳
・二次会の有無
上記5つの項目を決めておくと、スムーズに相談が進みますよ。
また、あわせて確認しておきたいことは親の意向です。
親御さんの中には、日程や式の開始時刻、招待状の差出人などを気になさる方がいらっしゃいます。
結婚式準備の途中に親の意向を知り、予定変更…というケースは少なくありません。
プランナーと相談する前に、親の意向を聞いておいた方がオススメです。
まとめ
結婚式場によって挙式スタイルやお料理、雰囲気はもちろん、料金や交通手段が異なります。
式場探しをする際は、そういった各式場の特徴を調べ、下見をして決めなければなりません。
しかし、お仕事などで忙しく、式場探しが難しい方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、プランナーさんに一度ご相談してみてはいかがでしょうか。
きっと、おふたりにぴったりな提案をしてくれるはずです。