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MAMIKO KAJIWARA Chief Marketing Officer

2019.01.09

結婚式の招待状作成と返信回収、実は気持ちを整える6つのステップ

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これだけは言わせてください。結婚式の準備は予想以上に大変です。(笑)

しかし終わってみればその過程には意味があったんだなぁと気がつくことがあります。


特に招待状はいい例です。親族をはじめ大切なゲストをお招きするにあたっては神経も使います。

慣れない郵送でのやり取りは面倒に感じる人も多いようで、締切までに返信がない場合どうすべきか困ったなんて声も。

 

でも、そんな手間のかかる作業が、実は結婚への気持ちを穏やかに整えてくれるものなのです。

郵便局で慶事用の切手を買う

 

招待状の切手には慶事用を使います通常の切手よりひと回り大きく、縁起の良い絵柄でちょっと豪華な仕様。返信用ハガキに貼ってあるのも、慶事用であることが多いですね。

 


通常、コンビニなどには売っていないため、招待状の準備ができたら郵送する数を確認し、わざわざ郵便局に買いに行く必要があります。

 

それだけでも面倒に感じてしまう人もいるかもしれませんね。

 

でも逆に考えると、それだけ特別な切手だということ。慶事用の切手を買う機会なんて、もう二度とないという方もきっと多いことでしょう。

 

結婚式を挙げた人生の諸先輩方の多くが通ってきたステージに、いま自分もいるんだということを改めて認識することができれば、ちょっと誇らしい気分になりますよ。

 

郵便局の窓口で「慶事用切手を○枚ください」と言うと、「あ、この人は結婚するんだな」と必然的にわかります。

 

販売員の方が、あなたの幸せオーラを感じて『おめでとうございます』なんて声をかけてくれたら、それだけでも嬉しいですね。

 

切手を1枚1枚貼るのも、手間のかかる作業かもしれませんが、これ以上にないくらい丁寧に貼ってみるのはいかがでしょう。

 

ゲスト一人ひとりの顔を思い浮かべながら、切手を貼り終えた招待状を眺めれば、ちょっとした達成感とともにますます結婚式当日が楽しみに思えること必至です!

 

一人ひとりの住所を確認する

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最近は、仲の良い友人でさえ、携帯番号やメールアドレスは知っているけど正式な住所は知らないということがよくありますよね。

 

結婚式となると、日常的にはあまり連絡をする機会はないけれど、是非参列して欲しいと思う旧友の顔が浮かんできたり、仕事でお世話になった先輩などに改めて感謝を伝えるべく招待したいなどと考えるたりするもの。

 

ただ、そんなとき住所がわからなければ、招待状を送りようにも送れませんし、そもそも結婚することの報告さえまだできていないなんてケースも珍しくありません。

 

 

普段、なかなか会えない友人や知人との連絡はメールやLINE、SNSなどが主という人は少なくないと思いますが、さすがにそれでいきなり結婚の報告はちょっと軽すぎるかも。

 

相手次第では、失礼にあたることや機嫌を損ねる可能性も否めません。

 

とはいえゲストの人数が多いと、いちいち住所を確認していく作業はちょっと気が重くなってしまいそう。

 

でも、面倒がらないで一本電話をかけてみてください!

 

いつも電話なんてかけてこないからと、少し驚く人もいるかもしれませんが、きっとみんなお祝いの言葉をかけてくれるはずです。

 

電話がかかってきた方からすれば、わざわざ電話で連絡をしてきてくれた上で、結婚式に招待したいと申し出を受けたら、ちゃんと自分のことを大切に思ってくれているんだなと嬉しく思いますし、少なくとも礼儀のある人だという印象を与えます。

 

そして、あなたはしっかりと自分の言葉で結婚の報告をすることで、少しずつ身が引き締まる思いに包まれていくことでしょう。

 

まわりに結婚することを認めてもらえることで、意識は一段と高まり、結婚という階段を上る自分自身への責任も生まれるものです。

 

主賓や恩人に招待状を持参する

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主賓や乾杯・スピーチ等をお願いする方、また恩人を招待する場合には、面倒でも直接招待状を持参する方がベターです。

 

遠方だったり、どうしても都合がつかないということがなければ、時間をとってもらい足を運びましょう。

 

結婚式当日には、なかなか一人ひとりと話をする時間はありませんので、改めて伝えたい想いや感謝があれば、このときにしっかりと済ませておくべきです。

 

 

中には、その場で返信ハガキを書いてくれる方もいますので、郵送で送付した招待状よりも一足早く、一番初めに手にする「出席」の返信ハガキになるかも。

 

事前に連絡をしていた相手でも、出席の返信ハガキを返送してもらえるとやっぱりちょっと嬉しくなりますが、一番にその返事をもらえたのが特別な方であれば、きっとその思いはひとしお。

 


正式な返信を受け、出席してくださる方が決まってくると、いよいよ結婚式が現実味を帯びてきます。

 

乾杯やスピーチ、余興などをお願いする人も決定することで当日の具体的なイメージが膨らみ、細かい段取りが気になり出したり、追加したいおもてなしを思いつくなんてことも。

 

こうして、結婚式に向けどんどん意識が高まっていくと、ご自身やパートナー、親族はもちろん、ゲスト一人ひとりにとっても最高の時間を演出できること、間違いなしです。

両親や兄弟と交わす、招待状とその返信

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そもそも招待状の差出人が両家の親だったり、また出席することが決定している兄弟への招待状は省くという考え方もあるようですが、両親や兄弟と交わされる結婚式の招待状とその返信のやり取りって、なかなか良いものです。

 

家族だからこそ、普段は手紙を書いたりお互いに書面でやり取りする機会はあまりない間柄。

 

出欠確認のための返信ハガキを入れた結婚式の招待状を渡すのは、他人行儀な感じもするかもしれません。

 

でも、ほかにない体験だからこそ特別に感じられるもの。

 

返信に添えられる簡単な一言メッセージは、家族からだと少し気恥ずかしくなってしまいそうですが、たった「おめでとう」の5文字であったとしてもとても嬉しく幸せな気持ちになりますよ。

 

家族だからこそ、なかなか面と向かっては素直に言いにくいことってありますからね。

 

もちろん、結婚式当日にそれを伝え合える場面があれば一番いいのですが、手元に残る返信ハガキに丁寧な文字で書き記された一言も、きっと大切な思い出として心に刻まれますよ。

 

両家の親戚とのお付き合いの始まり

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パートナーの両親や兄弟とは当然顔を合わせていても、親戚とは会ってもいなければ、そもそも人数や家族構成、どんな人がいるのかこの段階では全くわからないということがあっても不思議ではありません。

 

招待状は、それぞれが親戚にコンタクトをとれば済むとはいえ、ここから親戚付き合いは始まっているといっても過言ではありません。

 

例えば「式は事情で欠席するけど、お祝いは渡したい」なんてこともあるかもしれませんから、それを受けて個別に内祝いを用意したり、二人揃ってお宅を訪問することになるケースもあるでしょう。

 

 

社会人としてはもう立派な大人であっても、結婚前は、自分の伯父や叔母など親戚との節目節目の付き合いは、変わらず両親が表に立っていたためノータッチという人は多いよう。

 

でも、もう避けては通れませんし、人任せにもできません。パートナーの親戚に対してはもちろん、ご自身の親戚とも、一人ひとりとの関係性は変わらずとも「家同士」の付き合いが始まります。

 

とはいえ、変に構える必要はありませんが、家によっては一般の常識とは別に暗黙のルールや特別な慣習がある場合もあるので、少しずつ把握して上手に対応していきたいですね。

 

相手をよく知らないうちは、手土産一つでも何が相応しいか悩んでしまうこともあるかもしれませんが、そんな苦労も結婚してあなたのステージが変わった証です。

 

 

 

新たな立場で求められることが増えるということを、ちょっぴり覚悟しつつも、自分の人生がまたひとつ豊かになったと考えてみてください。

 

これからの長い人生、義理の両親や親戚を含め人付き合いで悩むことは、誰しも少なからずあります。

 

それを上手に乗り切れるかどうか、まずは布石のつもりで、あなたなりのやり方で心を尽くしてみましょう。

 

少なくとも、結婚式前後で親族とトラブルに…なんてことにならないよう気をつけたいですね。

 

集まった返信ハガキの整理と保管

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返信の締切日が近づくにつれ、自宅のポストには複数の返信ハガキが連日届くようになるでしょう。

 

一枚一枚確認しては、出席に丸のついた返信にきっとあなたは笑顔になるはずです。

 

中には、趣向を凝らしたサプライズ返信ハガキを送ってくれる人もいるかもしれません。

 

イラストが上手な友人や、デザインセンスの良い友人が時間をかけて装飾を凝らしてくれたハガキはもはやアート作品!

 

初めて見る人は、玄関先で不意を突かれた感も十分に驚き、そしてとっても嬉しくなるはず。

 

招待状のデザインや形状にこだわって準備した人も、これは逆にやられた…!と思わず友人に早速お礼の連絡を入れたくなってしまうに違いありません。

 

 

そんな大切な返信ハガキを失くしてしまってもいけませんから、返信が集まり始めたらすぐに、ハガキホルダーなどを用意してしっかり整理・保管してください。

 

欠席の連絡も含めて、カテゴリ分けしたり、あいうえお順や席次順に並べるとわかりやすいです。

 

この返信ハガキをまとめたホルダー、意外と後々も引っ張り出してきて活用することになる可能性があります。

 

もちろん、まずは各々の自筆氏名・住所と照らし合わせて席次表などに漢字間違いがないかチェックするなど、実務的に使用しますが、それで終わりではありません。

 

例えば、年賀状やお中元・お歳暮、出産の際のお祝い・内祝いのやり取りなど、大人としての付き合いがこれからはついてまわりますから、少なくとも大切なアドレス帳になることは明らか。

 

そこまで見越してちゃんと管理できれば後が楽ですし、その後の結婚式準備も段取りよく進められます。

 

 

そんな事務的なメリットは置いておいたとしても、そもそも大切な人たちからの結婚のお祝いメッセージ集でもあるわけで、一冊のホルダーにまとめるだけでも、大切な宝物に思えてくるはず!

 

手間隙をかけたやり取りの末の成果でもありますから、眺めるだけでちょっぴり充実感を感じられるかもしれませんね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

結婚式の準備は地道な作業も多く、いくら輝かしい当日をむかえるためとはいえ、面倒に感じてしまうことがあっても仕方ありません。

 

でも、その準備や一つひとつの段取りも結婚式と同様、あなたの人生に何度も訪れることはない、大切なステップなんだと考えて対応してみてください。

 

些細なことでも真剣に向き合えば、その分あなたの気持ちを整えてくれる尊い経験になるはずです。

 

終わってみれば、本当に一瞬のことのように感じられる結婚式。

 

準備期間にゆっくりと気持ちを整えながら、結婚式当日を待ち遠しく思う時間さえも楽しんでくださいね。

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