結納返しの一番人気は腕時計！オススメのブランド6選

日本の伝統的なイベントの1つである「結納」。結納とは、新郎さま側と新婦さま側の両家が親族となって結びついたことを祝して、贈り物を納めるイベントです。結納をしてはじめて、公式に婚約したことになります。

結納には2つの種類があり、「正式結納」、「略式結納」と言います。

正式結納は、仲人が両家を往復して結納品や結納金を届ける方法。略式結納は、両家どちらかの自宅またはホテル、料亭などに集い、結納品や結納金を納める方法をとります。

そして結納は、地域によってスタイルが異なり、「関東式」と「関西式」に大きく分類できます。

関東式は、男女を同等の立場もしくは女性をひとつ下の立場とみなして、両家それぞれ結納品を用意し、取り交わします。結納金は、女性が男性からもらう金額の半分をお返しすることが一般的です。

関西式は、男性側が結納品と結納金を用意して女性側へ贈ります。女性側は結納品を受け取ったさいに「受け書」を渡しますが、結納品は贈りません。そして後日、女性側は受け取った結納金の1割から3割程度を男性側へ贈ります。

関東式に該当する主な地域は北海道、東北地方、静岡県、長野県、新潟県、関西式は東海地方、中国地方、四国地方、石川県、富山県、福井県です。

近年は正式結納を行うカップルは少なく、略式結納が主流です。しかしながら、地域によって正式結納が主流な場合もあるため、事前に確認が必要です。

結納を行なう時期は、一般的に結婚の約6ヶ月前から3ヶ月の間。通常、六曜の大安や友引にあたる日の午前中に行ないます。

「ゼクシィ結婚　トレンド調査2016」で結納の実施状況についてたずねたところ、結納を行なった方が5%、両家の顔合わせを行なった方が79%、両方行なった方が9%という結果になりました。

このことから、結納を行なった人は約2割と少数派であることが分かりますね。「堅苦しいことはちょっと…」と考える方や、費用をできるだけ節約したい方が、結納を行なわない傾向にあります。

そうは言っても、両家の顔合わせを行なった方が全体の8割をしめます。このことから、結婚によって新郎さま側と新婦さま側の両家が親族になるという考えに変化がないことが分かりますね。

先ほど結納の実施率は約2割とお伝えしましたが、地域によっては実施率が高いところがあります。

それは、「福島」、「九州」、「宮城」、「山形」です。

ちなみに、逆に実施率が低い地域は北海道です。

全体的に見ると結納は少数派ではありますが、家庭や地域によっては伝統を重んじる考え方が根付いているところもあるため、念のため結納のことを頭の片隅に置いておきましょう。

そうすると、いざ結納をすることになっても慌てることなくスムーズに物事を進められるはずです。

もし、両家の間で結納のする・しないについて意見が別れた場合は、どうすればいいのでしょうか？両家は結婚後長いお付き合いになるので、極力おだやかに解決したいところですよね。

一般的に、意見が分かれた場合は、新郎さまの両親の意見を優先させると言われています。ただし、当事者はあくまで新郎新婦さまなので、おふたりでじっくり検討してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

結納をする場合、「結納返し」のことを念頭に置いておきましょう。結納返しとは、新郎さま側から結納を受け取った新婦さま側が、新郎さま側にお返しするお礼のことを言います。

結納返しの内容は、正式結納と略式結納によって違いがあります。正式結納の結納返しは結納品と現金、略式結納の結納返しは腕時計、スーツなどです。ただし、地域によって異なるため、事前に確認が必要です。

「 ゼクシィ結婚　トレンド調査2016」で、結納を実施した方に向けて結納返しの有無をたずねてみたところ、結納返しをしたと答えた方は65%、結納返しをしなかったと答えた方は35%でした。

このことから、6割以上の方が返納返しをしていることが分かりますね。返納返しをしないしきたりの地域でなければ、返納返しをした方が良いでしょう。

ただし、新郎さま側が新婦さま側を気遣って、あらかじめお返し分を差し引いた金額を結納する場合があります。この場合は、結納返しは必要ありません。

また、結納返しをしないカップルの中には、両家の配慮で結納返し分を新生活の費用に当てる方がいらっしゃるようです。結婚するとなれば、結婚式や新居の準備など、なにかと出費がかさむ場面もありますよね。そんな時に両家からのバックアップがあるととても心強いものです。

「ゼクシィ結婚　トレンド調査2016」で、結納をした方を対象に結納返しの形式をたずねたところ、品物と回答した方が42%、現金が23%、結納返しをしてない方が35%でした。

同じくトレンド調査で返納返しを品物で贈った方を対象に費用をたずねたところ、「10万から15万円未満」が21%、「50万円以上」が17%、「20から25万円未満」が14%で、平均は27.1万円になりました。

また、同じくトレンド調査で結納返しを現金で贈った方を対象に金額をたずねたところ、「50から60万円未満」が59%、「2から30万円未満」と「3から40万円未満」と「60万円以上」が11%という結果に。平均は47.7万円になりました。

上記のことから、返納返しには現金よりも品物の方が定番で、また、費用を抑えられることが分かりますね。先ほどご紹介したように、近年のカップルは「結婚費用をなるべく抑えたい」と考えるカジュアル思考の傾向にあります。その傾向が顕著にあらわれていると言えるでしょう。

地域やその家庭のしきたりのルールが特にない場合、こちらのカジュアル思考を参考にしてくださいね。

「ゼクシィ結婚　トレンド調査2016」で、返納返しの品物をたずねたところ、腕時計が51%、洋服類が20%という結果になりました。腕時計は、半数以上の方が選択するほど定番中のアイテムです。

ここでは、先ほどご紹介した返納返しの品物の平均費用27.1万円を参考にして、20万円から30万円ほどの腕時計や洋服類を輩出しているブランドをご紹介していきたいと思います。

ただ、洋服類はと言うとどうしてもジャンル的に幅広くなってしまうので、スーツを中心にお話しますね。

人気の男性ブランドを厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。

（1）OMEGA

出典：http://www.jomashop.com/omega-watch-32630405006001.html

■公式サイト：https://www.omegawatches.jp/ja/watches/

世界中でたくさんの人々に愛されている、スイスの腕時計ブランド「OMEGA」。優れた機能性を誇り、オリンピックなど国際的なスポーツ大会の公式時計を務めています。

それに加え、高いデザイン性を持つことから、ジョージ・クルーニー、二コール・キッドマン、ダニエル・クレイグなど世界トップクラスの俳優をも虜にしています。

OMEGAで特にオススメのシリーズは、「speedmaster」。人類初の月面着陸やNASAによるすべての有人宇宙ミッションに採用されている最高級腕時計です。

（2）BREITLING

出典：http://www.jomashop.com/breitling-watch-a1332024-b908bklt.html

■公式サイト：https://www.omegawatches.jp/ja/watches/

最高のパフォーマンスを発揮し続けている、スイスの腕時計ブランド「BREITLING」。

19世紀に誕生して以来、パイロットをはじめとするプロフェッショナルの計器として活躍しています。絶対の信頼性と高い技術が求められるなか、BREITLINGは一切の妥協を許しません。そのこだわりが他の腕時計にはない圧倒的な存在感と美しさを生み出しています。

そんなパイロットウォッチとして名高いBREITLINGのオススメシリーズは、「Chronomat」。優れた防水機能や、秒針を停止させずにローカルタイムを調節できる機能を搭載し、世界中の腕時計ファンを魅了しています。

（3）TAG Heuer

出典：https://www.tagheuer.com/en-us/watches

■公式サイト：http://www.armani.com/jp

モータースポーツ界の名門として名高い、スイスの腕時計ブランド「TAG Heuer」。

1916年に世界で初めて100分の1秒を計測できる腕時計を生み出した偉業を達成し、F1をはじめとする世界のレーサーから絶大な支持を獲得しています。

また、日本を代表するスポーツ選手錦織圭さんや香川真司さんなど、さまざまな著名人が愛用しています。

そんなTAG Heuerのオススメシリーズは、「Carrera」。TAG Heuerの持ち味である攻め抜いたスポーティーさと魅力溢れるラグジュアリーが融合したデザインをたっぷり堪能できるシリーズです。

もちろん、実用性にも優れており、巻き上げ効率がバツグンのモデルもあります。

（4）Armani

出典：https://www.armani.com/jp/armanicom/giorgio-armani/_cod49437313ux.html#dept=sts

■公式サイト：http://www.armani.com/jp

ジョルジオ・アルマーニによって1975年に誕生した一流ブランド「Armani」。ファッション業界で最も権威があるブランドと言われており、メインブランド「ジョルジオ・アルマーニ」を筆頭に複数の姉妹ブランド、コスメ、リゾートなどさまざまな事業を展開しています。

アルマーニのスーツは、デザイン、シルエット、生地に至るまで一級品の風格を誇ります。その溢れる魅力がここぞという時に、着る者の強い味方になってくれることでしょう。

また、アルマーニはジーンズも人気です。シンプルながらもカッコイイ、そんなデザインに心打たれる方は後を絶ちません。

（5）GUCCI

出典：https://goo.gl/N20qBI

■公式サイト：https://www.gucci.com/jp/ja/

グッチオ・グッチによって1921年に誕生したイタリアのブランド「GUCCI」。ファッションブランドの元祖と呼ばれており、世界で初めて商品にデザイナーの名前を入れたことで知られています。

そんなGUCCIのスーツは、活気的で深みのある色を多く取り入れており、主に若者に人気があります。下地に明るい色を反映させるデザインも数多く輩出し、オシャレに抜かりがありません。

また、遊び心満載ながらもオシャレなネクタイも生み出しており、スーツとネクタイを合わせることでいっきにファッション上級者へと変貌を遂げます。

（6）BURBERRY

出典：https://goo.gl/ocNWf7

■公式サイト：https://jp.http://burberry.com/

イギリスを代表するラグジュアリーブランド「BURBERRY」。創立から20世紀以降、バーバリーチェックと呼ばれる柄は世界中の人々に愛されています。

BURBERRYのスーツの最大の魅力は、洗練されたシルエットと高級感溢れる生地、そしてBURBERRYの代名詞とも言えるチェック柄がさり気なく入っているデザインです。その風格は、まさに英国紳士。着る者が持つ華々しさを一段も二段もグッと引き上げてくれます。

また、BURBERRYはなんと言ってもトレンチコートが人気です。「スーツはちょっと…」という方はBURBERRYのコートをご検討してみてはいかがでしょうか？