サマーウェディングは、その名の通り夏に挙げる結婚式のことをいいます。夏は結婚式のオフシーズンであることと暑いことから敬遠されがちですが、実は、夏ならではのステキな演出ができる絶好のチャンスでもあります。
今回は、サマーウェディングのメリット・デメリットと気をつけたいポイント、そしておすすめのアイディをご紹介したいと思います。ぜひ一読くださいませ。
サマーウェディングのメリット・デメリット
はじめに、サマーウェディングにするかどうかでお悩みの方に向けて、サマーウェディングのメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
夏以外の季節を含めたウェディングシーズンを詳しく知りたい方は、こちらの記事「もう迷わない!結婚式の日取り季節別メリット・デメリット特集」や、「天気からみた結婚式!年間の結婚式シーズンと日本の気候まとめ」をご覧ください。
(1)サマーウェディングのメリット
それではまず、メリットを3つお話ししていきます。
・メリットその1:コストを安く抑えられる
サマーウェディングのメリットはズバリ!コストを安く抑えられることです。
夏はウェディングのオフシーズンにあたります。そのため、ウェディング会場の多くがサマーシーズン割引を行なっています。
サマーウェディングをする花婿花嫁さまの中には、挙式コストを安く抑えられた分、ゲストへの引き出物や演出を豪華にする方や、新婚旅行費にあてる方もいらっしゃいます。
・メリットその2:オフシーズンだから融通がきく
2つ目のメリットは、挙式日程やウェディングドレスの融通がきくことです。
先ほどもお伝えしたように夏はオフシーズンにあたるため、ウェディング会場やレンタルドレスの予約が比較的空いています。
ウェディング真っ盛りの春や秋のシーズンだと、どうしても混んでいるため、希望する挙式日程が選べなかったり、ウェディングドレスの数が少なかったりしがち。
それに比べ、夏は空いているので、挙式日程やウェディングドレスが比較的融通がききやすいのです。普段は予約いっぱいで人気のウェディング会場も予約することができるかもしれません。
人気ウェディング会場を知りたい方は、こちらの記事「憧れのガーデンウェディングが叶う!首都圏の人気おすすめ会場14選」や「日本の魅力が味わえる!国内リゾート婚人気おすすめ会場14選」をご覧ください。
・メリットその3:夏ならではの演出ができる
3つ目のメリットは、夏ならではの演出ができることです!寒さを感じない季節だからこそできる演出がたくさんあるのですよ。
例えば、夏は他の季節と比べて晴れ渡った青い空が目立つ季節です。そんな青空をバックにしたがえて行なうウェディングは、一生忘れることのないステキな思い出となることでしょう。
また、夏はナイトウェディングにピッタリ!ナイトウェディングとは、その名の通り、夜に行なうウェディングのことをいいます。
夏以外の季節だと、夜はどうしても寒さを感じてしまいますが、夏はそういった心配はありません。
また、夏のナイトウェディングは、花火やキャンドルを使った演出がとってもステキです。夏のナイトウェディングは、まさに夏ならではの演出といえるでしょう。
(2)サマーウェディングのデメリット
続いては、サマーウェディングのデメリットをご紹介していきます。
・デメリットその1:暑さ・虫対策が必須!
サマーウェディングは、暑さと虫対策が必須です。
夏は暑さがどうしても気になりますよね。婚礼衣装を身にまとい、せっかくおめかしをしても、暑さにやられてクタクタになってしまっては、台無しです。
また、暑さと同様に気になるのが虫。特に、先ほどご紹介したナイトウェディングやガーデンウェディングでは虫対策は必須!「ウェディングに集中したいのに、目の前を虫が飛び回って集中できない…」、「虫刺されが気になってウェディングどころではなかった」そんな残念な声をあげる方は少なくありません。
そういった事態を避けるために、空調設備が整っているウェディング会場を選び、虫除けスプレーなど虫対策グッズの用意を忘れずに行ないましょう。
・デメリットその2:ゲストとの日程調整が大変
サマーウェディングを行なう場合、ゲストとの日程調整が大変です。
夏は運動会や夏休み、お盆休みなどさまざまなイベントがあります。ゲストの方の中には、事前に予定を入れている方もいらっしゃるため、なかなか日程調整が大変です。
サマーウェディングを決行するときは、ゲストの方に前もってスケジュールを伝えるようにしましょう。
サマーウェディングの気をつけたいポイント3選
次に、サマーウェディングを行なうときに気をつけたいポイントをご紹介していきたいと思います。
(1)空調管理は万全?暑さ対策に気をつけて!
サマーウェディングにおいて、空調管理が整っていることが必須です。
空調管理が整っておらず、暑さが目立つ場合、熱中症や脱水症状につながることが考えられます。
また、空調管理が整っておらず、冷房設備がききすぎていてもよくありません。寒さに苦しむ方や野外と室内の温度差に体調を崩す方がいるかもしれません。
ウェディング会場を下見するときは、空調管理にも気をつけてみてください。心配であれば、ウェディングプランナーに相談してみてもよいでしょう。
(2)暑さに配慮したおもてなしを
ゲストへ暑さを配慮したおもてなしをするようにしましょう。
例えば、ゲストの方に涼しげな気分になってもらうために、スイカなどの旬の野菜や果物を使った料理とドリンクでおもてなし。
ウェディングの開始時間を暑さのピーク時間を避けて、涼しくなる夕方に設定するのも1つのおもてなしですね。
また、引き出物や引き菓子に関しても暑さに配慮したものを選びましょう。チョコなどの溶けやすいものや、ナマモノなどの傷みやすいものはおすすめできません。
そして、意外と見落としがちな服装に関してもしっかりと配慮しましょう。暑い中、上下スーツなどの正装はなかなか厳しいです。ゲストへ送る招待状には、「涼しい格好をしてきてください」というメッセージを添えるとよいでしょう。
(3)アクセス良好なウェディング会場を
ウェディング会場を選ぶときは、アクセス良好なところにしましょう。もしくは、送迎バスやタクシーチケットを用意しましょう。
理由は、アクセスが不便なところだと、それだけでゲストの負担が増えるからです。ゲストがお呼ばれ服に身を包み、いつもより気合いを入れたメイクをしても、道中に汗をかいてしまっては台無しですよね。そのため、ウェディング会場はアクセス良好なところがおすすめです。
サマーウェディングならではのおすすめアイディア3選
サマーウェディングのメリット・デメリット、そして気をつけたいポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか?
「サマーウェディングしたい!」というお考えになった、またはより強くお考えになったのではないでしょうか?
続いては、そんな方に向けて、サマーウェディングにピッタリなドレスやBGMのアイディアをご紹介していきたいと思います!ぜひ参考にしてみてくださいね。
(1)サマーウェディングにおすすめのドレスはフィッシュテールドレスとシースルードレス
暑さが目立つサマーウェディングにおすすめのドレスは、フィッシュテールドレスとシースルードレスです。
フィッシュテールドレスは、前後で丈の長さが違うデザインのドレス。シースルードレスは、チュールなどの透け素材をメインに使用した透け感たっぷりなドレスのことをいいます。
どちらも涼しげで、かつ2017年のトレンドなので、花嫁さまの魅力をグッと引き上げてくれるドレスです。
サマーウェディングをお考えの方は、ぜひご検討してみてください。
2017年のトレンドドレスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事「流行間違いなし!2017年トレンドのウェディングドレスを一挙ご紹介!」をご覧ください。
(2)ブーケは夏が旬のお花や貝殻をあしらったものがおすすめ
サマーウェディングでのブーケは、夏が旬のお花や貝殻をあしらったものがおすすめです。
上記2つのアイテムを取り入れることで、夏らしさがグッとアップ!花婿花嫁さまはもちろん、ゲストの方にとっても思い出深いサマーウェディングになること間違いなしです!
夏が旬のお花は、シャクヤクやひまわり、カーネーション、HBスターチスが挙げられます。
シャクヤクとひまわりは元気なビタミンカラーが特徴的なお花。場の雰囲気を明るくしてくれます。カーネーションとHBスターチスは、暑さにも強く、持ちがよいお花です。それぞれのお花の特徴を詳しく知りたい方は、こちらの記事「結婚式のブーケや装花の参考に!季節ごとの旬の花まとめ」をご覧ください。
また、貝殻は、海を連想させることから夏にピッタリなアイテムです。涼しげでとてもオシャレなので、ブーケに貝殻を取り入れる花嫁さまは少なくありません。
(3)サマーウェディングにおすすめなBGM3選
次に、サマーウェディングにおすすめなBGMをご紹介していきます。
・久石譲「Summer」
ジブリの音楽を手がけていることで知られている久石譲さんの楽曲「Summer」。曲名の通り、夏らしさが溢れているインストゥルメンタルナンバーになっています。
ピアノがメインの演奏なので、お子様からお年寄りの方まで幅広い年齢層の方に受け入れてもらえることでしょう。
・Stevie Wonder「You Are the Sunshine of My Life」
涼しげなパーカッションとキーボードの演奏に、Stevie Wonderの歌声が優しく響き渡る楽曲「You Are the Sunshine of My Life」。
歌詞もとてもステキで、「I’ve loved you for a million years(あなたを100万年も愛してる)」というフレーズが登場します。ウェディングの雰囲気を彩ってくれることでしょう。
・ケツメイシ「そばにいて」
男性から女性への愛をストレートに描かれている楽曲「そばにいて」。涼しげなパーカッションとケツメイシ特有のリズムが気持ちを昂らせていきます。
レゲエポップではありますが、年齢関係なく聴きやすい曲調に仕上がっているため、サマーウェディングにおすすめの1曲です。
まとめ
サマーウェディングの特徴とおすすめのアイディアをご紹介しましたが、いかがでしたか?
結婚式の準備は何かと忙しいかと思います。しかしながら、その忙しさを楽しいと感じるか、大変だと思うかは、ご自身の中で理想の結婚式像を持つことがポイントになってきます。理由は、理想の結婚式像を持っていれば、カタチにするよろこびと楽しさを感じることができるためです。
本記事を読んで「サマーウェディング挙げたい!」と思った方は、ぜひ挙式に向かって励んでみてください!忙しいかと思いますが、よろこびと楽しさを感じることができるでしょう。