ドレスの下って何を着ますか?普通の下着をつけると思っている方も少なくないのではないのでしょうか?
ドレス選びは花嫁にとって、重要かつ、一番の楽しみでもありますよね。ドレスを身にまとった花嫁はとても美しく、誰もが憧れる姿ですが、その美しいドレス姿を支えるのが「ブライダルインナー」なんです。
結婚式の準備を進めるにあたって、意外と見落とされがちなブライダルインナー。今回はそのブライダルインナーの必要性と、種類や価格、選び方などについてご紹介させて頂きます。
ウェディングドレスの選び方については、過去の記事「結婚式で輝く花嫁に!あなたに一番似合うウェディングドレスの見つけ方」をご覧下さい。
今後の結婚式準備のご参考になれば幸いです。
ブライダルインナーは必要?
ブライダルインナーは絶対に用意しなければならない物ではありません。しかし、ドレスをより美しく着こなす為には欠かせない物でもあります。
そもそもブライダルインナーは、欧米人の体型に合わせて作られたウェディングドレスを日本人が着るとどうしてもメリハリがなくなってしまうので、日本人もより美しくウェディングドレスを着こなせるように開発された物なんです。
ウェディングドレスは通常の服よりも、ウエストの位置がやや高めに作られています。その理由は、トレーンやパニエでボリュームを出し美しいドレスのラインを演出する為。
バストを高い位置に置き、ウエストのくびれを強調させる事でドレスを引き立てるメリハリボディーをブライダルインナーが実現してくれます。
ブライダルインナーを選ぶ時期
一般的には、ウェディングドレスが決めてから、そのドレスのデザイン・シルエットに最適なブライダルインナーを選びます。
しかし、既に着たいウェディングドレスのイメージ(デザイン・シルエット)がはっきりしている場合は、先に購入しても問題はありませんが、選んだインナーがお気に入りのドレスに合わない可能性もあるので、先に購入する場合は慎重に選びましょう。
また、結婚式に向けてダイエットを考えている場合は、大幅に体型が変わる可能性があるので、体型の変化が落ち着いてから揃える事をおすすめします。
ブライダルインナーの種類とおすすめの組み合わせパターン
(1)ビスチェ
出典元:http://www.wacoal.jp/product/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_CD=BUA610&SEASON_CD=15AW
ウエスト丈でストラップや肩紐のない、ビスチェ。美しいバストラインを高い位置でキープするのはもちろんの事、くびれたウエストラインを同時に作り上げてくれます。
ブラジャーとウェストニッパーの役割を一枚で果たすので、薄い生地や、シンプルなデザインのドレスでもインナーがドレスのラインに響く心配がありません。また、強い締め付け感がなく美しいウエストラインを作りだしてくれるので、締め付けが心配な方には安心です。
背中が大きく開いたドレスや、肩を出すタイプのドレスにおすすめ。
ビスチェはマタニティタイプのデザインもあり、お腹の赤ちゃんと母体を優しくサポートしてくれます。
(2)ブラジャー&ウェストニッパー(セパレートタイプ)
出典元:http://sunrise.shop-pro.jp/?pid=65758765
ビスチェは一体型ですが、ブラジャーとウエストニッパーが分かれているタイプがセパレートタイプです。
ウエストニッパーとは、ウエストを細く見せ、体型を整える為の下着のこと。くびれを作るうえで重要な役割を果たします。
セパレートタイプは、バスト・ウエストとそれぞれに合ったサイズ選びが出来るので、一体型のビスチェではバストとウエストのバランスが合わないという方におすすめ。自由度が高く、より美しいバスト・ウエストラインを作る事ができます。
(3)ガードル
出典元:https://jp.triumph.com/p/J42-366_03_-_-_58
ヒップアップや、腹部を抑えるなど、下半身をトータルに整えてくれるガードル。
マーメイドドレスなどのタイトなシルエットのドレスを着用する方には特におすすめ。下半身まで美しいボディラインを作ってくれます。
また、普段着慣れない重みのあるウェディングドレスを着用した時に、腰への負担が心配されますが、ガードルを着用する事によって、腰回りを支え、疲れを軽減してくれる役割もあるんです。
(4)フレアパンツ(タップパンツ)
出典元:http://www.kekkon-j.com/dress/inner_12/gallery_183.html
ウェディングドレス中での足さばきを快適にし、静電気を防ぐ効果もあるフレアパンツ。
締め付けられるのが苦手な方や、妊婦さんにも最適です。
また、「結婚式当日ウェディングドレスを着替える際のエチケット」「薄い生地のドレスを着用する際、下着の透けを防ぐ」といった役割も果たします。
(5)組み合わせパターン
どんな組み合わせで購入するのか?一般的な組み合わせパターンは以下の2つです。
・ビスチェ+ロングガードル+フレアパンツ
ブライダルインナー定番の組み合わせ。ビスチェは「ショートビスチェ」「レースアップビスチェ」、妊婦さんには「マタニティビスチェ」があり、デザインの種類も豊富です。
強い締め付けがないので、長時間つけていても苦しくなりません。
・ブラジャー+ウェストニッパー+ロングガードル+フレアパンツ
パーツごとに、より美しく見せたい方にはこちらの組み合わせがおすすめ。ブラジャーでバストラインを、ウェストニッパーでボディラインを整えるので、よりシェイプアップ効果大!
また、セパレートタイプだと、結婚式後も単品で使い分けられるからお得!という考えで、せっかく高いお金を出して購入するのだから1回きりではなく、今後の事も見据えてセパレートタイプを選ぶ花嫁も多いようですよ。
手配方法
(1)式場もしくはドレスショップで購入
通常の流れで、ドレスをレンタルする式場のショップで、ドレスに合わせて勧められると思います。実際に着るドレスと合わせて試着が出来るので、ドレスのデザインに合うブライダルインナーを選べるでしょう。
しかし、お値段が約3万円〜高い物で8万円と高額な場合が多いのも実情。
(2)ブライダルインナー専門店で購入
出典元:http://www.wacoal.jp/bridal/wacoalbridal/index.html
ブライダルインナーの専門店で購入する場合、プロのアドバイスがあり、実際に試着ができるので、サイズの間違いなどの心配はありません。また、式場で購入するよりかは割安で購入が出来ます。(約2〜3万円程)
(3)ネットショップで購入
出典元:http://www.rakuten.ne.jp/gold/hugge/
費用を抑えたいなら、ネットショップがおすすめ!相場は1万円前後。
ただし注意したいのが、「サイズ」です。試着ができないので、買ってみたら自分のサイズに合わなかった…なんて事になっては残念なので購入前には必ず、正しい方法で採寸しましょう。
(4)レンタル
出典元:http://www.bridal-hiro.com/rentalplan
ブライダルインナーは肌に直接触れるものなので、一般的には購入される方が多いようですが、レンタルも可能なんです。式場やドレスショップでもレンタルが用意されている場合もあるので、問い合わせてみるのもいいでしょう。
また、ドレスをレンタルすればブライダルインナーは無料でレンタル出来る特典付きのショップもあるようですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ブライダルインナーって実は、ドレスを着こなす上でとても重要な物なんです。安いものから高額な物までありますが、大切なのは実際に着るドレスと合わせて確認すること。その中で一番あなたを美しく仕上げてくれるブライダルインナーを探しましょう。普段つけ馴れない、補正下着は息苦しいと感じる事もありますが、おのずと姿勢も良くなり、より美しさを引き立ててくれる事でしょう。
今回の内容が今後の、結婚式準備のご参考になれば幸いです。