グローブは、花嫁の手元を美しく見せる為の大切なアイテムですよね。しかし、どうやって選んだらいいかわからない!グローブって絶対に必要?など疑問を持つ方も多いと思います。そこで今回は、ウェディンググローブの選び方についてご紹介させて頂きます。今後のご参考になれば幸いです。
ウェディングドレスの選び方については<3分で分かる!ウェディングドレスの基礎知識>
ベールの選び方については<花嫁をさらに輝かせる!魔法のウェディングベール>を参考にしてみて下さいね。
グローブをつける意味と必要性
(1)グローブをつける意味
花嫁が身につけるグローブには、2つの意味があります。
1つ目は、「露出を控える」というフォーマルな意味合い。
2つ目は、「無垢を表す」という意味合いがあり、結婚前の花嫁は無垢(けがれがなく純真なこと)な存在だと考えられています。グローブは、無垢な花嫁を守り清める為のものだったそうです。
また、挙式の指輪交換の際に、グローブを外す事で「今からあなたのものになります」という花嫁から花婿にむけての誓いの表しを意味しています。
花婿が持つグローブの意味は、「花嫁を守る剣の代わりに持つ」と言われています。
(2)グローブは絶対に必要?
グローブが必要かどうかは、挙式をする場所が関係してきます。
普段、ミサなどが行われる本格的な教会などでは、神様に肌を見せるのは失礼に当たる事から、グローブは露出を抑える為に必要なアイテムとなります。
また、格式のある挙式をするのであれば、グローブはつけた方が無難です。
形式にとらわれないカジュアルな結婚式などであれば、グローブの着用は絶対条件ではありません。
素材を選ぶ
グローブ選びのポイントは、自分のドレスに合う素材のものを探すことです。
せっかく吟味して選んだドレスでも、ドレスとグローブの相性が悪ければ全体的な印象が悪くなってしまいます。どの素材が自分のドレスに似合うのか?素材選びの際は、慎重に選ぶようにしましょう。
それでは、代表的なグローブの素材を3つご紹介致します。
(1)サテン
出典元:http://www.weddingitem.net/dressgoods/glove/goods/glove0008.html
クラシカルで正統派のサテン素材。サテンのグローブは大人っぽくエレガントなので上品に見えます。
(2)レース
手編み風がナチュラルで、クラシカル感もあるレース素材。カジュアルな雰囲気の結婚式を望んでいる方や、ガーデン挙式、またはリゾート挙式などにおすすめ。
(3)オーガンジー
出典元:http://luce.shop-pro.jp/?pid=23016623
透け感のあるオーガンジーの素材は、ストレッチが効いたタイプのグローブと、ピッタリとフィット感のあるストレッチなしのタイプがあります。清楚に軽く、可愛くしたい場合はオーガンジー素材のグローブがおすすめです。
長さを選ぶ
グローブの長さは、短いほどカジュアルに。長いほど品格のあるイメージになります。
また、ウェディングドレスの袖の長さとのバランスも重要。長さの種類はロング・ミディアム・ショートと3種類。それぞれ特徴を踏まえてご紹介致します。
(1)ロングタイプ
出典元:http://www.yoshie.co.jp/model/5257.html
肘上丈のロングタイプ。格式の高い教会で行う場合、肌の露出を控えなければならない為、グローブの着用は必須です。
ドレスで相性のいいデザインは、ベアトップ型のドレスです。露出度が高いベアトップは肘上丈にする事で全体的なバランスがとれます。
(2)ミディアムタイプ
出典元:http://www.the-wedding.jp/dress/db/ginzacouturenaoco_006/(accessories)/415/(id)/35231/#tab
肘下丈のミディアムタイプ。ロングタイプかミディアムタイプか悩んだ場合は、ドレスのデザインで決めるといいでしょう。肩周りのデザインがオフショルダーやノースリーブ型になっている場合は、ロングタイプだとドレスの袖とグローブの間隔がつまって窮屈に見えてしまうので、ミディアムタイプがすっきりと見えておすすめです。
また、二の腕が気になる場合はロングタイプで隠すのではなく、肘下ミディアムタイプですっきりと見せた方が美しいです。
(3)ショートタイプ
出典元:http://indulgy.com/post/5gJUrzYLl1/wedding
カジュアルな雰囲気の結婚式には、ショートタイプのグローブがおすすめ。最近では王道のロングタイプよりも、カジュアルでおしゃれなデザインの多いショート丈が人気なんです。
ネイルを見せたいならフィンガーレスタイプがおすすめ!
出典元:http://www.buyma.com/item/18401900/
ブライダルネイルにこだわりを持つ花嫁は多いはず!その為、せっかくネイルにこだわったのにグローブで見えなくなるのは、なんか嫌だな。とお考えの方にはフィンガーレスタイプのグローブがおすすめです。
フィンガーレスタイプは、指輪交換の際もグローブを外す手間が省けるので密かに人気が高まっているデザインです。
おすすめグローブデザイン5選
(1)ロングのフィンガーレスタイプ
出典元:http://www.taidobuy.com/shop/no-1599044.html
肘上まであるロングタイプで格式高く、そして手先はレースで上品に。
(2)リボンのついたミディアムタイプ
サテン素材でシンプルですが、袖口のリボンがある事で上品さの中に可愛さもプラスされます。
(3)パールリボン
出典元:https://www.etsy.com/listing/171895087/crochet-gloves-lace-gloves-bridal-gloves
大きなパールのリボンがアクセントのグローブ。ショートタイプで手編み風のレースがとってもキュート!乙女心をくすぐられます♪
(4)刺繍やビーズで華やかに
出典元:http://item.rakuten.co.jp/lemusee/060205801/
透明感のあるオーガンジーの素材に、こまやかな刺繍やビーズの装飾が素敵!
(5)総レースのフィンガーレスタイプ
全てレースで作られた、フィンガーレスタイプのグローブ。グローブというよりも、ブレスレットのようにアクセサリー感覚でつけられて、手元がより美しくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?グローブは長さや生地の素材でガラリと印象が変わります。だからこそ、グローブ選びは慎重に、よりドレスを美しく引き立たせるグローブを見つけ出して下さいね。今回の内容が、今後の結婚式準備のご参考になれば幸いです。