ブーケによって、花嫁様の印象はずいぶんと違ってきます。
ブーケは、花嫁様だけでなく、会場までも華やかに彩ってくれるアイテム。また、当日は、撮影の際の小道具としても大活躍!
最近では、お色直しの際にドレスチェンジはせずに、ヘアとブーケを変えるといった方もいらっしゃるくらいです。
「たかがブーケ、されどブーケ」
当日の印象を左右する、ウェディングブーケに注目してみましょう。
オーソドックスなものじゃつまらないという、個性派な花嫁様にもご満足いただけるような、珍しいブーケを集めてみました。
ブーケの基本に関してはウェディングブーケの基本スタイル8つと相性の良いドレスを参考にしてみてくださいね!
ブーケ選びのその前に ー 費用とタブー ー
ブーケ選びのその前に、やはり気になるのは、かかる費用と、使ってはいけないお花などのタブー。
こちらでは、費用とタブーについてお話しします。
(1)費用
一般的な花束を想像しているとびっくりしてしまうくらい、意外と高いウェディングブーケのお値段。
どうしてそんなに高いの!?これは、以下の理由によるもの。
– 希望されたお花を用意しなくてはならない
– 挙式当日、最も綺麗な状態になるようにしなくてはならない
– 長時間耐えられるように、保水にも十分注意しなくてはならない
– ホテルや式場の提携業者の依頼する場合、提携先へのマージンが上乗せされている
でも、工夫をすれば、予算内で仕上げることだって難しくありません。
まずは、平均的な費用のご紹介です。
それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、予算に合った方法を選択してみてください。
・ 提携業者に依頼する場合 平均3〜5万円
上述した理由により、少し高くなる傾向にあります。
ただし、提携していることにより、スムーズに依頼することができ、トラブルも少ないというメリットがあります。
・ 外注する場合 平均1〜3万円
提携先へのマージンがない分、比較的安く抑えられることが多いです。
ただし、事前に、持込みが可能かどうか、可能な場合、持込料が発生するかどうかの確認が必要です。
もしご親戚やお友達にフラワーショップをされている方がいる場合、その方に依頼するという方法もあります。
その場合は、お礼として、上記金額を包むか、ご祝儀を受け取らない、または、上記金額相当のプレゼントを送るというのがよいでしょう。
・ 手作りする場合 平均5千円〜1万円
業者に依頼する場合に比べ、格段に安いのがメリットです。
ただし、結婚式当日までに仕上げる余裕はあるか、当日崩れてきてしまう心配はないかなど、事前に十分検討が必要です。
(2)タブー
細かいところを気にしなければ、特に使ってはいけないお花はないとのこと。
通常は、仏花とされている菊も、ピンポムマムなどの可愛らしいフォルムのものは、ウェディングブーケに多用されています。
ただし、以下の二点については、ぜひ知っておいた方がよさそうです。
タブーを知ったうえで、ブーケ選びをすることで、気持ちよく当日を迎えましょう。
・ 紫陽花の花言葉は「浮気」「移り気」
ジューンブライドということもあり、6月に結婚式をされるカップルはたくさんいます。
そして、せっかくなら季節の花である紫陽花をブーケに使おうとお考えになる花嫁様も…
上述のとおり、紫陽花の花言葉は「浮気」「移り気」です。
ほかにも、額紫陽花は「謙虚」、西洋紫陽花は「辛抱強い愛情」「元気な女性」などの花言葉もありますが、知っていて選ぶのと、知らないで選ぶのとでは、心持ちが違ってきます。
決してウェディングブーケに紫陽花を使用することがNGなわけではありませんが、花嫁様にはぜひ知っていて欲しい花言葉です。
・ ファーは殺生を意味する
最近では、冬の時期になると、ファーを取り入れたブーケを見かけることがあります。
しかし、本来、神聖な結婚式で、ファーの使用はタブーとされていること。
それは、動物の殺生を意味するからです。
個性を追求するのはよいですが、タブーに触れてしまうことだけは避けたいものです。
個性派ブーケを一挙紹介
それでは、お待たせ致しました。
ありきたりなブーケにはもううんざりというあなたに、6種類の個性派ブーケをご紹介します。
ドレスや会場の雰囲気、結婚式の時期に合わせて、ぜひあなただけのブーケを見つけてください。
(1)コットンフラワーブーケ
出典元:http://ichiecarpe.exblog.jp/19137108/
秋〜冬にかけてのこの時期に、人気のあるブーケ。
ふわふわとしたコットンフラワーが、柔らかく、暖かな印象にしてくれます。
洋装にも和装にも合う、珍しいブーケ。
(2)バッグ型ブーケ
出典元:http://blogs.yahoo.co.jp/sachikoszk61/10460014.html
遊び心のあるデザインで、お色直しの際や、二次会用ブーケで大活躍!
腕にかけることもできるため、立食パーティーなど両手を使いたいときにとても重宝します。
プリザーブドフラワーや造花を使えば、結婚式後もインテリアとして飾ることができるところも魅力的。
(3)ステッキ型ブーケ
出典元:http://tedia871.shop-pro.jp/?pid=78641071
魔法のステッキのような、柄(え)の長いタイプのブーケ。
普通じゃつまらない、けれど、奇をてらうのとも違う…そんな花嫁様におすすめのブーケ。
ゲストのみなさまから「可愛い」の声が聞こえてくること間違いなし。
(4)ブローチブーケ
出典元:http://brooch-bouquet.jp/?p=1872
まだまだ日本では珍しい、ブローチブーケ。
海外では、花嫁のお母様の使われなくなったブローチを使って作るなど、そう珍しくないようです。
おうちで眠っているブローチを使って作れば、世界でたったひとつの特別なブーケに!
決してお花では作り出せない、キラキラとした華やかさがあります。
(5)ファーマーズブーケ
出典元:http://helloweddingdiary.tumblr.com/post/14118575195/im-at-a-loss-for-words-to-describe-this-bouquet
お花ではなく、野菜や果物を使ったブーケ。
食べることが大好きな方や、料理に関連したお仕事をされている方におすすめ。
ご新郎ご新婦の地元にちなんだものを使って、地元愛を表現してみるのも楽しいですね。
(6)扇子ブーケ
出典元:http://store.shopping.yahoo.co.jp/onelico/00028.html
和装や、着物を使ったドレスを着られる花嫁様だけの特権である、こちらのブーケ。
せっかく日本で結婚式をされるなら、ブーケまで和風にこだわってみてはいかがでしょうか?
(7)光るブーケ
出典元:http://item.rakuten.co.jp/brightflora/10000096/
LED電球を使った、光るブーケ。
光を消しているときは普通のブーケですが、点けた途端に世界一個性的なブーケへと早変わりします。
夜にかけての結婚式におすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ちょっとしたアイデアで、個性的で、印象に残るブーケが出来上がります。
後日お手元に届くお写真たちの雰囲気は、ブーケに左右されると言っても過言ではありません。
それくらい、常に花嫁様とともにあり、お写真にたくさん納められているものです。
ご満足いただける、素敵なブーケに出会えるよう、心から願っております。