みなさんは、リストブーケをご存知でしょうか?最近の結婚式では、新婦さまの華やかさをよりアップするアイテムとして注目を浴びています。
中には、ブーケの代わりにリストブーケを着用される方もいらっしゃいます。ご両親へのお手紙を読む際や、ゲストのお見送りをする際など、両手を使うシーンではブーケを持っていることは難しいですよね。結婚式では意外と手を使うイベントが盛り込まれているため、そういった場面でリストブーケはとても活躍してくれます。
今回は、そんなデザイン性と機能性に優れているリストブーケについてお話したいと思います。
人気のウェディングアイテム!リストブーケとは?
リストブーケとは、腕輪タイプのブーケのことを言います。リストレットやリストコサージュとも呼びます。冒頭でご紹介したように、リストブーケはデザインがかわいく、両手がふさがらないことから、人気のウェディングアイテムです。また、リストブーケにはその他にも嬉しいメリットがあるんです。
ここでは、リストブーケのメリットをご紹介したいと思います。
(1)両手が使えるため邪魔にならない!
リストブーケは腕輪タイプですので、両手がふさがることはありません。そのため、ご両親へのお手紙を読む際や、ゲストのお見送りをする際、ケーキ入刀、乾杯…などといった両手を使うシーンでも邪魔になることはありません。
ブーケももちろん素敵なのですが、両手で持つものですので、上記のようなシーンではどうしても邪魔になりがち…。
みなさんの中には、「ブーケって、邪魔そうだけど大丈夫かな?」
などのお悩みを抱えている方がいらっしゃるかと思います。そういった方はリストブーケをご検討してみてはいかがでしょうか?
(2)ブーケとお揃いのリストブーケでさらに華やかに!
「ブーケだけだと物足りない!」と思っている方にオススメなのが、ブーケとお揃いのリストブーケを着用されることです。統一性のある2つのウェディングアイテムを持つことで、花嫁さまの華やかさがよりアップすること間違いなしですよ。
また、先ほどお話したように、結婚式では両手を使うシーンが意外と多くあります。ブーケとリストブーケを用意されることで、そういったシーンでも十分カバーすることができます。花嫁さまとお花の相性はバッチリですので、ブーケが多くて困るということはないですよ。
(3)ブライズメイドとお揃いのリストブーケで大盛り上がり!
ブライズメイドとは、結婚式の進行や花嫁さまの立会いなどに関わるゲストのことや、花嫁さまと友達ゲストがお揃いのアイテムを付ける演出のことを言います。
かつてのブライズメイドは、花嫁とお揃いのドレスを着て花嫁のお世話をする係でした。花嫁さまを悪魔から守るために、お揃いのドレスを着て悪魔を惑わしたと言われています。それが時代とともに変化し、現在のような形となりました。
花嫁さまと友達ゲストがお揃いのアイテムを付けることで、場の雰囲気が華やかになり、一体感が生まれ、より盛り上げることができます。一般的に、結婚式で使用するお揃いのアイテムは、花嫁さま側から友達ゲストに贈ることとなっています。
ただし、ブライズメイドをされる際に注意しなければいけない点があります。それは、ゲスト間で不公平さを出さないように配慮が必要だということです。なぜかと言いますと、お揃いのアイテムを付けていないゲストは距離を感じてしまうためです。
ですから、ブライズメイドをされる際は、そういった配慮にも気を配るようにしましょう。
(4)リストブーケは結婚式が終わってもずっと飾っておける!
リストブーケの大半は、造花やプリザーブドフラワーで作られているので、結婚式が終わっても飾っておくことができます。また、結婚式前に用意することができれば、前撮りなどでも活用することができますよ。
生花のリストブーケの場合は、ドライフラワーや押し花などにして保管しておくことができます。近年では、押し花を立体的に保存してくれる専門店やドライ加工をしてケースで保存してくれる専門店がありますので、保存をプロにお願いするのも1つの手段です。
結婚式の思い出の1つとして残したいとお考えの方はご検討してみてはいかがでようか?
思わずマネしちゃいたくなる!リストブーケのオススメカラー
リストブーケの特徴をご紹介しましたので、次は思わずマネしちゃいたくなるようなリストブーケのオススメカラーをご紹介したいと思います!事前にデザイン像をしっかり固めることで、理想のリストブーケを作ることができますよ。
リストブーケは、選ぶお花の色で雰囲気がガラッと変わります。ですから、ブーケの色や結婚式のイメージカラーに考慮してお選びになるのも良いと思います。また、結婚式にまつわるちょっとした豆知識なども併せてお話しますので、もしよければご参考にしてみてくださいね。
(1)ホワイト系のリストブーケ
ウェディングドレスの定番色といえば白ですよね。しかし、本来のウェディングドレスは赤や青、黒などの色が多く、宝石などが散りばめられていました。これには、花嫁さま側の家の豊かさを表していたと言われています。
白のウェディングドレスが広まったきっかけは、19世紀にイギリスで開かれたヴィクトリア女王の結婚式でした。当時では珍しい白のウェディングドレスに身を包んだヴィクトリア女王はとても魅力的だったと言います。それを当時のオシャレに敏感な貴族たちがこぞってマネをしたため、白のウェディングドレスが定着しました。
また、白色は清純や無垢といった意味を表します。
(2)ピンク系のリストブーケ
ピンクは、多くの女性が好きな色ですよね。愛や女性らしさ、思いやりなどのイメージが連想されるピンクで作るリストブーケもとてもかわいいですよ。また、ネガティブなイメージが全くと言っていいほどない色でもあります。しかし、色を使い過ぎてしまうとポジティブなイメージがくどくなってしまうのが玉に瑕。取り入れる際は使い過ぎないよう気を付けましょう。
(3)ブルー系のリストブーケ
知性溢れるブルーのリストブーケもとても魅力があります。また、結婚式のジンクスであるサムシング・フォー(Something Four)によると、結婚式でブルーのものを身に付けることが良いとされているのですよ。
サムシング・フォーとは、結婚式に縁起が良いとされる「ブルーのもの」、「先祖から受け継がれてきたもの」、「新しいもの」、「既婚の幸せな友人などから借りたもの」のことを総称して言います。
ブルーは、聖母マリアのシンボルカラーとして欧米では考えられており、純潔や信頼の意味が込められている特別な色として捉えられています。ですから、純潔さや信頼ができることをアピールできるブルーを花嫁さまが身に付けられると良いとされています。
「先祖受け継がれてきたもの」は安定の象徴とされており、「新しいもの」は新しい未来や人生を表します。「既婚の幸せな友人などから借りたもの」は、幸せな結婚生活を送っている友人などから幸せをおすそ分けしてもらう目的があります。
(4)イエロー系のリストブーケ
色の中で一番明るいイエロー。明るく活発なイメージで場の雰囲気を盛り上げてくれる色ですよね。リストブーケにするととても魅力的ですよ。ピンク同様にネガティブなイメージがないので、誰もが好む色の1つです。
(5)グリーン系のリストブーケ
安心感や安定を連想させることからリラックス効果があるグリーン。場の雰囲気にしっとりと馴染むため、自然体を演出してくれます。緊張しいな方はグリーンをご検討されてみてはいかがでしょうか?結婚式直前の緊張感をグリーンが癒してくれるはずですよ。
(6)パープル系のリストブーケ
パープルは、緊張や不安を解消するリラックス効果があるとともに、上品な大人の魅力を引き立てるイメージを持ち合わせている色です。また、暖色である赤と寒色である青が混じり合っていることから、二面性があります。エキゾチックな雰囲気のあるパープルに魅力を感じる方はご検討してみてはいかがでしょうか?
あなたはどっち?リストブーケのお決まりデザイン
リストブーケには、お決まりのデザインが大きく分けて2通りあります。それは、存在感のある大きな花をメインにするデザインと、小さな花を組み合わせたデザインです。
存在感のある大きな花をメインにしたデザインは、ゴージャスさを演出することができます。一方で、小さな花を組み合わせたデザインは、色の組み合わせによってオリジナリティーを演出することができます。
また、リストブーケをする際にオリジナル感を出したい場合は、リストブーケを手首ではなくひじ上の腕にされてみてはいかがでしょうか?腕にされても十分写真映えしますし、存在感抜群ですよ。
中には、リストブーケとお揃いの花冠をされる花嫁さまもいらっしゃいます。ブーケとリストブーケ、花冠の3点をされますと、花嫁さまの華やかさがより引き立ち、注目度アップになりますよ。
ご自宅で誰でも簡単!リストブーケの作り方
最近DIYが流行っていることから、結婚式に手作り要素を取り入れる方が増加傾向にあります。とても思い出深いイベントである結婚式に、オリジナリティーのあるものを盛り込むことで、思い出がより深くなると好評です。
実は、今回ご紹介しているリストブーケもご自宅で誰でも簡単に作ることができます。
みなさんの中には、
「でも、わたし不器用だから…」
などのお悩みがあるかもしれません。
そういった方もご安心ください。材料は雑貨屋さんや100円均一ショップで気軽に揃えることができ、力を使わないので、女性でも手軽に作れますよ。手作りをお考えの方はぜひご参考にしてみてくださいね。
(1)用意するもの
リストブーケを作る際に必要なものは、下記になります。
・生花、造花、ブリザーブドフラワー、葉
・リボン
・ブレスレット
・クルーガン(ボンド)
・はさみ
雑貨屋さんなどにて手軽に購入することができます。リストブーケのデザインによってパールやビーズなどの材料が必要かと思いますので、ご希望に応じて材料を追加してくださいね。
(2)生花、造花、ブリザーブドフラワー、葉をカットしましょう
最初に、リストブーケにする生花、造花、ブリザーブドフラワー、葉をご希望に合わせてカットしましょう。生の花や葉を使用する場合は、水洗いなどをして汚れを落としてからカットしてください。
(3)リボンの形を作りましょう
次に、リボンの形を作りましょう。使用するフラワーに合わせて形を作るとバランスが良くなりますよ。
(4)クルーガン(ボンド)でブレスレットに付けましょう
材料の準備が終わりましたら、クルーガンでブレストレットに付けていきましょう。最近はDIYブームですので、ほとんどの雑貨屋さんがクルーガンを取り扱っているようです。もしなければボンドでも大丈夫ですよ。
剥がれ落ちてしまわないように、クルーガンでしっかりと固定していきましょう。
(5)スプレーのりを全体にかけましょう
最後に、スプレータイプののりを全体的にかけましょう。そうすることで、リストブーケの強度を向上させることができます。
(6)以上で完成です!
以上で完成です。リストブーケの作成方法はとてもシンプルですので、どなたでも簡単に作ることができるかと思います。リストブーケのデザインによっては、上記でご紹介した方法にアレンジを加えてみてくださいね。
まとめ
さて、ここまでまるっとリストブーケのことをご紹介しましたが、いかがでしたか?
腕に付けるだけで花嫁さまをより華やかに仕立ててくれるリストブーケ。決して邪魔にならないため、式中ずっと花嫁さまの魅力を引き立ててくれます。比較的簡単に作ることができますので、オリジナリティーを出したい方はDIYしてみてはいかがでしょうか?
その際は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。