ーNatsu.さんのウェディングサロンは大学生のとき「自分が生きていく道」を教えてくれた「ゴトウフローリスト」さんの奥にあり、Natsu.さんのつくるウェディングはいつでも花とともにあります。
素敵な高砂・・・!
梶原:Natsu.さんのつくるウェディングはお花のイメージがとても強いのですが、ただ華やかなのではなくて、「こんな組み合わせもオッケーなんだ」と思うようなものもあったりと頭の片隅に残るイメージで。
Natsu.:もうずっとずっとお花と過ごしてきて・・・お花が好きすぎるんです、私。笑。
梶原:やはりお客様はそんなNatsu.さんの世界観でNatsu.さんを選んでいる方が多いのでしょうか。
Natsu.:いえいえ。むしろそういう方は一部だと思います。私が最初お会いするお客さんて全くこだわりがなかったり、結婚は決まっているけど結婚式はしないかもしれない・・・みたいな人が多いんです。
梶原:そうなんですか!
Natsu.:私はインスタなどからのお問い合わせよりご紹介がほとんどというのもあって、とりあえず相談してみようかな、みたいなスタンスで来られる方が多いんです。
でも実は、結婚式の概念がなかったり結婚式がヤダっていうマイナスな気持ちを持っている方、すごく多いんですよね。
梶原:そういう方たちがNatsu.さんのところにきて結婚式をやりたくなるキッカケって何なのでしょうか?
Natsu.:私もそこは全然分からなくて。笑。ただ、話をしたあとにすごく楽しく帰っていく二人をよく見ています。
梶原:Natsu.さんだ。すべてはNatsu.さんだ・・・。
Natsu.:たぶんね、私じゃなくって、私がすごい楽しそうだからだと思うんです。いろいろ聞いてみた結果、この人本当にウェディングがすきなんだなっていうのを知って、もしかしたら結婚式って楽しいんじゃないの?っていうふうに結婚式のイメージがマイナスからプラスに変わっていって。
そうしたら気がつけばみなさんこだわりが強くなっていくんです。私と一緒にいると。笑。
梶原:でもそうやって結婚式に対する印象や心持ちが変わるってすごいことだと思うんです。どんなプランナーさんと出会うかってとても大切なんですね。
Natsu.:ありがたいですよね。でもプランナーって一番なにもできない人なんです。新郎新婦の想いを形にしていって、私が信頼するチーム(カメラマンやヘアメイクや花屋など)の中から新郎新婦に合った人たちを選んでそこに想いを伝える役目なので。
梶原:パイプ役。
Natsu.:そうです。そこでそのつなぎ目をいかに強くしてその新郎新婦と一緒につくるチームワークをぎゅっとかためることに徹底します。あなたたちを愛するこういう人たちがいるよっていうことをたくさん伝えるんです。
梶原:なるほど・・・ジュリアスローズのもとに届く花嫁様からのメッセージ(HP掲載)もみなさん本当に結婚式をやってよかったという想いが溢れてますよね。私も印象に残ったものがあって・・・
ー結婚式をあげる意味は人それぞれ。と言ってしまったらそこまででそれ以上もそれ以下もないけれど、何か言葉に置き換えるとしたら。目に止まったのはNatsu.さんのお客様からのメッセージでした。
“思い返せば、私の実家にはいつも両親の結婚式の写真が飾られていました。幼い私は、何度引っ越しても登場する若いふたりの姿をよくからかったものですが、 いまはその理由がなんとなくわかるような気がします。
幸福なはじまりの記憶。それはたとえ数時間でも、その後の長い道のりをほのかに照らし続けてくれる、 小さな光なのかもしれません。”
ジュリアスローズHPより一部抜粋
Natsu.:あ、この方メッセージ!これは本当に大切にさせていただいている言葉で・・・。結婚式の意味というものがココに全て詰まっていると思っていて。
梶原:結婚式ってマイナスな面を見たらキリがなくて・・・それでも結婚式がなくならない理由というのがここにあるのかな、と感じましたね。
Natsu.:本当にそうですね。それにこの方ももともとは結婚式には興味がない、結婚式はあまりやりたくない、という花嫁さまでした。
梶原:もう、結婚式に迷いがある人はNatsu.さんまで!!(笑)