結婚式は、主役である花婿花嫁さまはもちろんですが、親族や友達、会社関連の人たちをはじめとするゲストによって成り立っています。結婚式を控えている花婿さまや花嫁さまの中には、「お越しいただくゲストの方へ、どんなお礼をしたらいいのかな?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、そんな方に向けて、引き菓子の実態とオススメの引き菓子をご紹介したいと思います。おしゃれでおいしいものを厳選したので、ぜひ一読くださいませ。
引き菓子ではなく、引き出物について知りたい方は、「センスが問われる結婚式の引出物選び!満足度高めおすすめギフト11選」や「メリットしか見当たらない!人気急上昇中の引出物宅配サービスって!?」をご覧ください。
気になるゲストの反応は?引き菓子の実態をご紹介します!
引き出物と一緒にゲストへ贈る引き菓子。引き菓子には、結婚式へ足を運んでくれたことへの感謝の気持ちと、ゲストのご家族へのお土産という意味が込められています。
いわば、引き菓子はゲストへのおもてなしの1つということです。せっかく引き菓子を用意するのであれば、ゲストに喜んでもらえる引き菓子にして、おもてなしをしっかりとしたいですよね。
ぐるなびウエディングは、そんな引き菓子をテーマに2009年12月1日から7約1週間の期間に20代以上の男女120人を対象にアンケートを実施しました。
上記のアンケートをもとに、ゲストの引き菓子に対する本音をご紹介していきたいと思います!引き菓子を探す前にぜひ読んでみてください。
(1)第1位はバウムクーヘン!ゲストが喜ぶ引き菓子って、なに?
先ほどご紹介したぐるなびウエディングが実施したアンケート「《年代別》ゲストの本音が知りたい!もらってうれしかった引き菓子」で、ゲストが喜ぶ引き菓子を質問したところ、どの世代でも「バウムクーヘン」が1番人気という結果になりました!
バウムクーヘンは、年輪のように重なっている切り口が長寿を連想させることから縁起物と知られているお菓子です。また、味もとても美味しいものが多く、手軽で食べやすいため多くの方に好まれています。
続いてケーキ、焼き菓子の順でランクイン。結婚式に欠かせないウェディングケーキにかけて、引き菓子がケーキだとうれしい気持ちになるという意見がありました。
確かに、結婚式から家に帰ったときにケーキを目にすると、結婚式を連想させるため、「今日の結婚式は本当にステキだったなぁ…♡」と余韻に浸ることができますよね。
焼き菓子は、おいしくてオシャレなことから人気です。また、手軽に食べられるためお仕事の合間や休日のティータイムにピッタリですよね。
その他には、「新郎新婦の地元の食べもの」や「有名店のお菓子」、「チョコレート」という意見がありました。
以上をまとめると、ゲストに喜ばれる引き菓子は、「オシャレでおいしい」ことと「手軽に食べられる」ことがカギということが分かりました。また、普段買う機会がなかなかない「有名店のお菓子」もニーズがあります。
(2)もらって残念な引き菓子は特になし!?うれしくなかった引き菓子って、なに?
ぐるなびウエディングが実施したアンケート「《年代別》ゲストの本音が知りたい!残念だった結婚式の引き菓子」で、もらった残念だと感じた引き菓子を質問したところ、「特になし」という回答が圧倒的に多い結果となりました!引き菓子をいただいて残念と思うことは少ないようです。
ただし、回答者の中には残念と思った引き菓子もあり、硬いおせんべいと高級ブランデーが挙げられていました。
理由は、硬いおせんべいは、歯の弱いお年寄りが食べることができないためです。高級ブランデーは、お酒が使われているため、お子さんが食べることができません。せっかくいただいたのに、上記の理由があって食べられないのはまさに残念ですし、悲しいですよね。細かいところではありますが、こういったところに配慮できると、ゲストから喜ばれること間違いなしでしょう!
その他の意見は、それぞれゲストの味の好みによるものが多く見受けられました。例を挙げると、「砂糖菓子など甘すぎるものはちょっと…」、「かつお節のような地味すぎるものはプレゼント感がない…」といった意見です。
以上をまとめると、「幅広い年齢層のゲストが食べることができる」ことと「甘いものが苦手な方でも食べられる」ことが重要だという結果になりました。上記2つを重視すると、クッキーやチョコが良さそうですね。
(3)知っておきたい引き出物・引き菓子のタブー
引き出物・引き菓子のタブーとされているものは、「お茶」、「重箱」、「刃物」、「割れもの」の4つです。
理由は、お茶は「仏事のもの」であることから、「重箱」は重なることから「二重結婚」を連想させることから、刃物と割れものは「縁が切れる」ことを連想させるためです。
しかしながら、近年では意識されることがあまりなくなりつつあり、引き出物に陶器やグラスを選ぶカップルが増えてきています。
また、引き出物や引き菓子は奇数になるよう用意することが多いです。奇数は割り切れない数であることから、「新郎さまと新婦さまの仲が割れないように」という縁起がかつがれています。
(4)引き菓子の相場は1,500円以上2,000円未満
結婚式を挙げた男女558人を対象に2016年2月2日から2月4日に実施されたマイナビウエディング調べ「引き菓子人気ランキングTOP5!金額相場や選び方も解説」によると、引き菓子の価格相場は1,500円以上2,000円未満が最も多く、引き出物と合わせて総額5,000円〜6,000円あたりが一般的だということが分かりました。
次いで2500円以上3000円未満、1000円未満という結果に。「いくらぐらいの引き菓子がいいのかなぁ?」とお困りの方は、ぜひこちらの結果をご参考にしてみてください。
洋菓子編オシャレでおいしい引き菓子5選
おしゃれでおいしい引き菓子をご紹介していきたいと思います。先ほどご紹介したゲストが喜ぶ引き菓子を参考に、洋菓子の「バウムクーヘン」、「ケーキ」、「焼き菓子」を中心に厳選しました。
それでは、一緒にみていきましょう!
(1)モンドセレクション金賞3年連続受賞!コータ・コートの極上バーム 生仕立て
出典:http://www.cote-a-cote.jp/?pid=94058820
1961年設立当時からスターシェフをはじめとする独立専門家によって、さまざまな商品を評価しているモンドセレクション。
バウムクーヘンを主に販売している「コータ・コート」の「極上バーム 生仕立て」は、なんと3年連続でモンドセレクション金賞を受賞しています。
コータ・コートはしっとりとした食感にこだわりを持っており、食べた方が美味しいと言っている姿を想像しながら作っているのだとか!
そんな特別感たっぷりな「極上バーム 生仕立て」は、結婚式のプレゼントにピッタリではないでしょうか。
(2)まさに夢の共演!「ジャンティ・アムール」の「ショコラケーキとラスクの詰め合わせ」
出典:http://shop.daishin.gr.jp/shussan/item176203300.html
ハートショコラケーキとカラフルラスクの詰め合わせ。人気引き菓子である「ケーキ」と「焼き菓子」の夢の共演と言っても過言ではありません。
カラフルラスクには、シュガー、ショコラ、ラズベリー、抹茶の4つの味が用意されています。4つも味があると、「どの味から食べようかな…?」と楽しみながら食べることができますよね。
ハートショコラケーキはほんのりビターに焼き上げており、大人な味に仕上がっているのだとか。甘いものが苦手な方も、これから食べられるかもしれませんね。
(3)午後のティータイムを演出!「モンレーヴ」の「ガトーショコラパレット」
出典:https://www.lemail.jp/wedding/406702200.html
「モンレーヴ」が選び抜いた素材で作った「ガトーショコラパレット」。大人の午後のティータイムを演出できる1品です。
「ガトーショコラパレット」は、外装ともにシンプルながらもエレガントなデザインで、デザイン性にも優れています。プレゼントに特別感を演出したい方にオススメです。
(4)パティスリー・ドルチェの詰め合わせダイヤボックス
出典:http://www.piary.jp/weddinggift/confection/favors_cookie/dd0044/
ミニバームクーヘンとバラケーキ、クッキーを詰め合わせた「パティスリー・ドルチェ」のダイヤボックス。カラフルなバラケーキがとてもかわいい1品です。
ダイヤボックスのセレブ感溢れるスイーツは、ティータイムのおともにピッタリ。甘いひと時を過ごせることでしょう。
スイーツ好き上級者の方には、デコアレンジをすすめてみてはいかがでしょうか?
(5)七宝をモチーフにしたモダンなペアマグとスイーツのセット
出典:http://www.angelexpress.jp/fs/angelex/d30/gd2488
日本の伝統紋様「七宝」をモチーフにしたペアマグカップとミニバウムクーヘンとクッキーがセットの1品です。
「七宝」には「円満」の意味が込められている縁起の良い伝統紋様です。モダンなペアマグカップでスイーツを口にすれば、リラックスタイムを過ごせることでしょう。
和菓子編オシャレでおいしい引き菓子4選
続いては、オシャレでおいしい和菓子の引き菓子をご紹介していきたいと思います。
和菓子には、奥ゆかしい魅力があり、品物によってお店の伝統や歴史が見え隠れしています。洋菓子とはまた違った魅力があるので、和菓子もご検討してみてください。
それでは、一緒にみていきましょう!
(1)室町時代後期創業の老舗和菓子屋「とらや」の「小形羊羹5本入」
出典:https://www.toraya-group.co.jp/toraya/products/box/yokan/petite_boxof5
室町時代後期の京都で創業した老舗和菓子屋「とらや」。皇室御用達の製菓業として約480年の歴史を持ちます。
「とらや」は多くの人に知られていて、かつ特別感を持つため、和菓子の代名詞と言っても過言ではないでしょう。
みなさんの中には、「とらや」と聞けば、羊羹を連想する方もいらっしゃるかと思います。こちらの「小形羊羹5本入」には、「夜の梅」「おもかげ」「新緑」「はちみつ」「紅茶」の味が詰め合わされています。ご希望の方には詰替えもしており、上記の味にラムレーズンを足した中から選ぶことができます。
賞味期限はラムレーズンが製造から180日、その他5つが1年となっています。賞味期限が長いところも嬉しいポイントですね。
(2)「HIGASHIYA」の「豆菓子2種詰め合わせ」
出典:http://higashiya-shop.com/fs/simplicity/hikigashi/111919
2003年、東京・目黒川沿いの小さな一軒家で誕生した「HIGASHIYA」。名前には、毎日でも食べられるデイリーユースな和菓子を作りたい気持ちがこもっているのだとか。
こちらは、そんな「HIGASHIYA」が作った黒胡麻豆腐豆と白胡麻豆腐豆の詰め合わせセット。
前者は大豆粉と黒胡麻を落花生に巻き込んだお菓子、後者は大豆粉と白胡麻を落花生に巻き込んだお菓子となっています。両者ゴマの豊かな風味とやや柔らかい食感が特徴です。
(3)現代風のアレンジクッキー詰め合わせ!「サトナカ」の「サトナカお結び」
出典:http://www.emelon-shop.net/lineup/omusubi.html
伊勢神宮の御神饌(お供え物)でもある「塩・米・酒」を現代風にアレンジし、クッキーにした「サトナカお結び」。その斬新なアイディアとオシャレなデザインに惚れ惚れする方もいらっしゃるのではないでしょうか?
粉は三重県産あやひかり、酒粕は多気町元坂酒造の純米吟醸酒粕、塩は神宮御塩田のある二見町の神前海岸で汲んだ海水から作った「岩戸の塩」を使用。
さらに、装に使用している伊勢和紙は、伊勢神宮御用紙を奉製している大豊和紙工業のものを使用しています。捨ててしまわずにポチ袋や一筆箋などに利用してみてはいかがでしょうか?
(4)和洋折衷な京あめ「クロッシェ」の「白絹手鞠×言祝セット」
出典:http://crcht.com/products/73254131.php
平安時代から築き上げられてきた京あめの技術に、ヨーロッパで培われた美の技術が加わり、新たな京あめを作っている和菓子屋「クロッシェ」。こちらは、白絹手鞠というあめと言祝というあめがセットになった1品です。
白絹手鞠は、レモンライムの味とカラフルな色合いが特徴的なあめ。古来より続く京あめの代表格です。
言祝は、梅の味と紅白の色合いが特徴的。この色合いには、ことはぎ(おめでたいこと)の意味が込められています。
まとめ
結婚式に足を運んでくれたゲストへ感謝の気持ちを伝えることができる「引き菓子」。
引き菓子は、花婿花嫁さまとゲストとの架け橋となってくれるアイテムです。
何かと忙しい結婚準備期間中に引き菓子を探すことは難しいかと思います。しかし、引き菓子には、花婿花嫁さまが持つ感謝の気持ちをゲストに伝えてくれるパワーがあります。そのため、引き菓子はしっかりと押さえておきたいポイントです。
引き菓子選びで迷ったときは、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。