結婚式場を選ぶ際や、ドレス、結婚指輪、披露宴パーティーの装飾や演出(お花、ペーパーアイテム、ギフト、写真、ムービー)をリサーチする時に、皆さんが何気なく参考にされている情報誌やwebサービスが沢山あると思います。
それらを情報メディアと呼びますが、一言に情報メディアといってもウェディング関連だけでも様々な情報誌やウェブサービスが存在する事をご存知ですか?
そこで今回は、プレ花嫁の皆さんであれば一度は目にするであろう代表的な情報メディアをご紹介をしていきます。
地域や目的に応じて、使い分けることもできるので、ぜひ今後の結婚式準備の参考にしていただければ幸いです。
ウェディングの情報メディアとは
最初に改めて情報誌や情報サイトの種類を整理してみたと思います。
(1)情報誌
皆さんが一番よく知っている結婚情報誌といえばゼクシィ(発行:株式会社リクルートホールディングス)ではないでしょうか?ウェディング関連の情報誌は、結婚式や披露宴において、最も重要な会場探しの情報提供をするものが主流となっています。
情報誌を閲覧する方は「会場探し」が主な目的となると思いますが、情報誌には会場情報だけではなく、ウェディングのトレンドや先輩花嫁のインタビュー、ウェディングドレスや指輪、パーティーグッズといったウェディングアイテムの情報もたくさん掲載されています。
この情報誌ですが、ゼクシィのように1社で全国を網羅しているものから、地方の企業が地域限定で発行しているものの2通りがあります。
また、有料のものから無料のフリーマガジンとして配布されているものもあります。詳しくは次項でご紹介いたします。
(2)情報サイト
情報サイトには、先ほどご紹介した情報誌と連動して運営されているサイトが、まずは主流の一つとしてあげられます。この他に、みんなのウェディング(運営:株式会社ディー・エヌ・エー、クックパッド株式会社)やウェディングパーク(運営:株式会社サイバーエージェント)が代表格となる、いわゆる「口コミサイト」と呼ばれる口コミをベースとした情報サイトがあります。
これらの情報サイトが提供する情報も、基本的には会場探し向けの情報が主流です。
この他に「ハウツーサイト」と呼ばれる情報サイトもあります。ハウツーサイトは会場探し目的というよりも、結婚式の準備に向けて新郎新婦が抱える不安や悩みを解決に導くための情報配信が主流となっており、その為、情報の傾向としては結婚式やウェディングパーティーにまつわる解説や知識ネタ、キュレーションが中心となっています。
(3)イベントやブライダルサロン
これまでにご紹介した情報誌と情報サイトが情報メディアということにはなりますが、特殊な情報収集の手段として、式場や各種アイテム関連の展示会イベントやマイナビが展開するようなブライダルサロンサービス(※マイナビサロンは首都圏中心です)もあります。
情報メディアは雑誌を購入したり、ウェブサイトへアクセスして情報収集するものですが、イベントやブライダルサロンはその場所へ行って、コーディネーターやアドバイザーから情報を得るという方法になります。
イベントやブライダルサロンで提供される情報も会場探しが中心となりますが、ドレス等の実物のアイテムを見たり、マネー講座を受けたり、アドバイザーから直接話を聴けるという意味では、いろいろな情報収集が可能です。
雑誌で見るならこれ!代表的なウェディング情報誌5選
全国展開する情報誌と地方限定で発行されている情報誌に分けてご紹介いたします。また、情報誌と連動する情報サイトについは、こちらに集約させていただきます。
(1)全国を網羅する国内最大の情報誌「ゼクシィ」
出典元:http://zexy.net/mar/honshi/
まずは、CM等でもおなじみの全国規模で情報誌と情報サイトを展開するゼクシィのご紹介です。
■ゼクシィ
発 行:株式会社リクルートホールディングス
価 格:500円
発行月:毎月23日
エリア:首都圏版/栃木・茨城・群馬版/関西版/東海版/北海道版/東北版/北陸・甲信越・静岡版/中国版/四国版/九州版
サイト:http://zexy.net/
(2)地方結婚式場専門の地方誌
次に、地方限定で発行されている情報誌と連動サイトをご紹介します。
■東京ウエディングコレクション
出典元:http://blog.belle-vie.com/article/319833321.html
発 行:株式会社USEN
価 格:フリーマガジン
発行月:※運営会社変更により調整中
エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉
■レイウェディング
出典元:http://www.pablo3.com/news/detail/?seq=130
発 行:株式会社サンケイリビング新聞社
価 格:フリーマガジン
発行月:毎月22日
エリア:大阪・兵庫・奈良版/京都・滋賀版/熊本版
■こまちウェディング
出典元:http://komachiweddinggunma.blogspot.jp/2014/07/14.html
発 行:エリア別で4社
価 格:長野版・新潟版 500円/群馬版・四国4県版 300円
発行月:基本的に年4回 ※詳細は各エリアサイトを確認ください
エリア:長野版/新潟版/群馬版/四国4県版
サイト:長野版 https://www.komachi-w.net/wedding/
新潟版 http://www.komachiwedding.net/
群馬版 http://www.komachi-wedding.jp/
四国4県版 http://www.komachi-wedding.com/
■ウェディングスタイル
出典元:http://www.fujisan.co.jp/product/1281682471/
発 行:株式会社KG情報
価 格:フリーマガジン
発行月:偶数月15日
エリア:岡山版/広島・福山版/徳島・淡路版/愛媛版/香川版
■その他
宮城:ティアラ|フリー|https://tia-ra.net/
福島:ARUKUタウン情報|フリー|http://arukuwedding.com/
富山/石川/福井:結婚賛歌|200円|http://kekkonsanka.com/
長野:ティアラ|257円|http://i-tiara.jp/
静岡:静岡ウエディング|フリー|http://www.shizuokawedding.net/
山梨:メデッタ|フリー|http://www.fmfuji.jp/topics/medetta/
和歌山:ピュア|フリー|http://pure.pbe.jp/
鹿児島:マリー|フリー|http://marry.pbe.jp/
島根/鳥取:ラブレ|フリー|http://lovere.pbe.jp/
沖縄:ちゅら婚|フリー|http://churakon.net/
Web(ウェブ)で見るならこれ!代表的な情報サイト10選
情報誌と連動している情報サイトは上記でご紹介した通りです。ここからは「Web専門」「口コミ」「ハウツー」の3つに分けて情報サイトの紹介をします。
(1)Web(ウェブ)専門情報サイト
■マイナビウェディング
出典元:http://wedding.mynavi.jp/top/kanto/area/
特 徴:首都圏の式場と、箱根、軽井沢、京都、沖縄といったリゾート婚向けの会場情報を中心に掲載しています。また、東京、埼玉、神奈川、千葉限定となりますが、相談無料のブライダルサロンもあります。指輪やドレス、新居探しも可能です。
■ぐるなびウェディング
出典元:http://wedding.gnavi.co.jp/?utm_id=wed1_pc_brand-gnavi_1_g_lis
サイト:http://wedding.gnavi.co.jp/
特 徴:レストランウェディングや、親族のみで実施する挙式と食事会を目的とする会場探しにマッチした情報を掲載しています。1.5次会や2次会の会場探しにも最適。
■楽天ウェディング
出典元:http://wedding.rakuten.co.jp/?sclid=a
サイト:http://wedding.rakuten.co.jp/
特 徴:一般的な結婚式と披露宴を実施するための会場情報を掲載しています。日本全国のエリアをカバーしていたり、マイナビウェディング同様に指輪やドレス探しも可能です。
楽天が運営しているため、フェアや式場の下見をすると楽天ポイントがもらえる嬉しい特典も!ポイントをゲットできるお得なフェア参加方法については<ブライダルフェアで人気のイベントと”得する”フェア予約方法!>を是非ご覧ください♪
(2)口コミサイト
■みんなのウェディング
特 徴:実際に結婚式やパーティーを行った花嫁や会場下見等に行ったカップルからの口コミが多数寄せられています。遠方の方は難しいかもしれませんが、東京の銀座にみんなのウェディング相談デスクがあり、無料相談する事もできます。お電話では全国各地の式場紹介をしています。
また、「ふたりのウェディング」と「みんなのファミリーウェディング」といった姉妹サイトも運営していて、少人数ウェディングやお子様連れウェディングの会場情報も掲載しています。
ふたりのウェディング:http://2wed.jp/
みんなのファミリーウェディング:http://minmata.jp/ →※2016.8.31で「みんなのウェディング」に統合予定
■ウェディングパーク
出典元:http://www.weddingpark.net/
サイト:http://www.weddingpark.net/
特 徴:みんなのウェディングと同様に口コミが多数寄せられています。みんなのウェディングとの一番の違いは、ウェディングパークは海外版があるところです。海外ウェディングを検討さているつ方にとっては貴重な口コミ情報を得られるサイトとなっています。
また、ウェディングパーク国内版は会場の詳細ページで動画掲載が可能なため、ネットのみで会場の様子を見たいときには便利です。
「ウェディングパーク海外」サイト:http://foreign.weddingpark.net/
(3)ハウツー
■HOW TOMARRY(ハウツーマリー)
特 徴:2016年6月7日時点で記事数は700記事以上。結婚式の準備にまつわるお役立ち、知識記事が中心です。有料となりますがハウツーマリー結婚式相談窓口があり、ウェディングコンシェルジュに相談する事ができます。
■marry(マリー)
特 徴:記事数は4000記事以上。知識ネタよりも、ウェディングアイテムの手作りやヘアー、各種演出のアイデアキュレーションが中心です。かわいくておしゃれなアイテムのアイデア探しにおすすめ♪
■first film(ファーストフィルム)
出典元:https://www.first-film.com/
サイト:https://www.first-film.com/blog/
特 徴:結婚式の映像制作会社「first film」スタッフが執筆する結婚式情報のブログページ。ハウツー記事はもちろんの事、リアルな現場にいるスタッフにしか書けない結婚式の裏側情報や、最新情報、持ち込みに関する知識、そしてムービーに関する専門知識などを紹介しています。
■ウェディングソムリエ
特 徴:レポートや企画系の記事が中心です。「百戦錬磨のウェディングプランナーが自らのウェディングをプロデュースした場合」のレポートを月一で連載していたり、DIYが得意な花嫁のアイテム販売やウェディング系ネットショプを集めたウェディングフリマを開催したりしています。
プレ花嫁と卒花嫁さんで構成される「ウェディングソムリエアンバサダー」というメンバー制度もあり、その人数はなんと1,300名!ウェディングソムリエが主催する様々なイベントや座談会などに参加して結婚式の楽しさをinstagram(インスタグラム)やブログで紹介したり、花嫁同士の交流の場として人気を集めています。
また、J’adore Select Storeというウェディングアイテムの通販サイトも運営していて、ショップではおしゃれな小物類がネットショッピングできます。
J’adore Select Store:http://jadorewedding-shop.com/
■BLESS(ブレス)
特 徴:記事執筆時点で記事数は350以上。ハウツーマリーやマリーのようにお役立ちやアイデアキュレーションの記事を配信しています。まだサイト自体はβバージョンということのようです。
ブレスのLINE@アカウントを友達登録すると、今ならブレス編集長がLINEチャットでオススメ会場を提案してくれます。
まとめ
いかがでしたか?
結婚式の準備段階では、様々な情報誌や情報サイトを活用することが多いと思います。
まずはそのような情報メディアを活用して下調べをし、ある程度情報収集ができたら、様々な企業が取り組んでいるウェディング相談サロンへ足を運んでみたり、ウェディングイベントに出かけてみたりするのもおすすめ。
しかし、一番大切にして頂きたいのは、「自分の目や肌で感じること」。情報誌やキュレーションサイトばかりに囚われすぎてしまうのも、”自分たちらしさ”に欠けてしまうので要注意です。
情報誌や、情報サイトはあくまでも参考に。自分たちの結婚式はどんなものにしたいか?を是非考えていってください。
今回の内容が、今後の結婚式準備の参考になれば幸いです。