マタニティウェディングとは、花嫁さまのお腹に赤ちゃんがいるときに挙式をすることをいいます。マタニティウェディングには、赤ちゃんと一緒に結婚式を行えることから挙式のよろこびをより強くかみしめることができるなど、さまざまなメリットがあります。
ただ、妊娠中は身体や体調の変化が現れるため、ドレス選びに戸惑う方もいらっしゃいます。もしかしたらみなさんの中にも、お悩みの方がいらっしゃるかもしれません。
そんな方もご安心ください。事前にちょっとしたドレス選びのポイントを知っておくと、スムーズに行えますよ。
ということで今回は、マタニティウェディングにオススメのドレスをご紹介してきたいと思います。
マタニティウェディングのドレスを選ぶときの4つのポイント
はじめに、マタニティウェディングのドレスを選ぶときのポイントをご紹介したいと思います。
(1)挙式予定日と妊娠周期をチェックしましょう
妊婦さんは妊娠周期によって体型に変化が現れることがほとんどです。ドレスの試着した日と挙式予定日の時期によっては、ドレスのサイズ感がちがう場合があります。
例えば、妊娠初期にあたる0週から15週まではほとんど変化がありません。
しかし、妊娠中期にあたる22週から27週までになると、お腹が目立つようになり、バストアップもともないます。
以上のように、挙式予定日にどれくらいの妊娠周期なのかを事前に確認しておくとよいでしょう。
心配な方は、ドレスを試着する際にドレスコーディネーターの方に相談してみてくださいね。体調やサイズのことでアドバイスをしてくれるはずです。
(2)身体への負担が少ないデザインにしましょう
ウェディングドレスには、さまざまなデザインがあります。中には、コルセットなど補正下着を付けて、身体のラインを出すものもあります。
ただ、妊婦さんはご自身と赤ちゃんの体調と相談しながら、締め付けがなく、身体への負担が少ないデザインがオススメです。
後ほど画像付きでオススメのウェディングドレスのデザインをご紹介するので、そちらを参考にしてみてくださいね。
(3)マタニティ用のブライダルインナーを着用しましょう
つわりを感じたり、締め付けが苦手だったりする妊婦さんは少なくありません。
そのため、極力負担を感じず快適にウェディングドレスを着用するためにも、マタニティ用のブライダルインナーがオススメです。
マタニティ用のブライダルインナーは、一般的なブライダルインナーとちがい、妊婦さんの負担を軽減するために作られています。
一般的なブライダルインナーはコルセットのものがほとんどです。
一方でマタニティ用は、お腹の締め付けはなく、大きくなった胸元を支えることに特化しているのです。
(4)1サイズ大きいドレスをサブとしてチェックしておきましょう
念のため、1サイズ大きいサブのドレスの目処を付けておきましょう。
ドレス試着のときに想定していたドレスのサイズより、赤ちゃんが成長することは珍しくありません。
そのため、万が一に備えて1サイズ大きいドレスをサブとしてチェックしておくと、安心です。
週数別にご紹介!!オススメのマタニティウェディングドレス
続いては、妊娠週数別にオススメのウェディングドレスをご紹介していきたいと思います。
(1)妊娠初期(0〜15週)
妊娠初期は身体への変化はほぼありません。
12〜15週には下腹部が少しぽっこりしますが、目立たないことがほとんどです。
ただ、そうはいってもお腹に締め付けのあるものは避けた方がよいでしょう。
体にフィットするスレンダーラインがご希望の方は、マタニティ用がオススメです。マタニティ用はお腹にゆとりがあるので、妊婦さんも安心して着ることができますよ。
・スレンダーライン
まだお腹が目立たない妊娠初期の方なら、スレンダーラインも着こなせます。
ただ、お腹の締め付けはオススメできないので、胸元や腰元で支えるデザインのものはオススメしません。
そのため、肩ヒモなどがある肩で支えるデザインがオススメです。
(2)妊娠中期(22〜27週)
お腹が目立つようになり、バストアップの変化がともなう妊娠中期。
そんな妊娠中期はサイズ調整がしやすく、豊富なデザインがあるAラインやパンツスタイル、エンパイアラインがオススメです。
・Aライン
Aラインは胸下やウエストから裾に向かって、アルファベットの「A」のように広がるタイプのデザインです。
お腹部分にボリュームがあり、締め付けもないので、着やすいでしょう。
また、Aラインはマタニティウェディングに限らず、人気のあるタイプです。そのため、豊富なデザインがあるのもうれしいポイントの1つ。
・パンツスタイル
さいきんじわじわと人気上昇中のパンツスタイル。
花嫁さまのアイデンティティを表現する1つとして、絶対的な需要があります。
そんなパンツスタイルのツーピースタイプは、上下で別れているので脱いだり着たりしやすく、動きやすいと好評です。
・エンパイアライン
エンパイアラインは、胸下から裾に向かって広がるタイプのデザイン。
胸下からボリュームがあるので、お腹の大きさをさほど感じさせないものとなっています。
(3)妊娠後期(27週〜)
お腹が本格的に大きくなる妊娠後期。妊娠初期と比べて、サイズが2〜3ほどアップします。
そんな妊娠後期にオススメのドレスは、ウェディングドレスの王道であるプリンセスラインです。
また、プリンセスラインは2018年にトレンド入りし、根強い人気を誇ります。
プリンセスラインの中でも、身体への負担を減らすためにマタニティ用のものをオススメします。
・プリンセスライン
上半身はフィットし、ウエスト部分から裾に向かってボリューミーに広がるプリンセスライン。
ウエスト部分から大きく広がっているため、大きなお腹を締め付けることもありません。
また、マタニティ用のものは重さに考慮されていたり、ボリューミーな裾を支えるためにウエスト部分に腹帯が入っていたりします。
マタニティウェディングドレスの着こなし例5選
最後に、マタニティウェディングドレスの画像をご紹介します。
(1)2018年に大ブレイク!シンプルデザイン
純白なデザインが2018年に大ブレイクしました。
あえて装飾をつけないことで、花嫁さま本来の魅力を引き立ててくれます。
(2)大人の魅力を放つComposure Gown
こちらは、海外で「Composure Gown(落ち着いたドレス)」として人気を博しているデザインです。
デコルテを大胆に出す一方で腕を覆うようなデザインが大人の魅力を引き立てています。
(3)レースを取り入れたスレンダーライン
秋や冬に挙式予定の花嫁さまには、袖があるウェディングドレスがオススメです。
袖にレースを取り入れれば、ほどよい垢抜け感を演出できますよ。
七部丈、長袖ともにとてもステキです。
(4)快適さが決め手!
マタニティウェディングをする上で、無視できないのがドレスが快適かどうか、ですよね。
しかし、「快適さを重視するとデザイン性を軽視してしまうのでは?」と不安になる方も少なくないはず。
そんな方も安心してください。快適さを重視しても、デザイン性が優れたマタニティウェディングドレスは数多くあります。
決して無理せず、あなたにぴったりなドレスを見つけてくださいね。
(5)サムシングブルーを意識したカラードレス
新郎新婦さま、そして赤ちゃんの幸せを願って、サムシングブルーを取り入れてみても、とってもステキです。
まとめ
花婿花嫁さま、そして赤ちゃんの新たな門出をお祝いできるマタニティウェディング。
今回は、そんなマタニティウェディングにオススメなドレスをご紹介しました。
花嫁さまの体調と理想のドレス像を照らし合わせながらご検討してみると、花嫁さまにぴったりなウェディングドレスが見つかるはずです。決して無理はなさらないでくださいね。
本記事がみなさんのお役に立てましたらうれしいです。