結婚式をして新たなスタートをする花嫁花婿さま、まずはご結婚おめでとうございます!
幸せいっぱいな気持ちでいたいところですが、結婚後は名義変更の手続きに取りかからなくてはいけません。
特に海外でのハネムーンをお考えの方は、パスポートの手続きをなるべく早くした方がよいです。
そこで本記事では、出向く必要のある名義変更の手続きを中心にご紹介していきたいと思います。
パスポートもお忘れなく!入籍後に必要な手続きリスト11選
婚姻届を出して氏名が変わると、様々な名義変更の手続きをしなくてはいけません。
また、中には結婚に合わせてお引越しする方もいらっしゃるかと思います。
下記に名義変更と住所変更に必要な手続きをピックアップしてみました。
役所での手続き
・転出届
・転入届
・マイナンバーカードor通知カード
・公的年金
・健康保険
・印鑑証明書
役所外での手続き
・運転免許証
・銀行口座
・パスポート
・車の車検証
・クレジットカードや任意保険、携帯電話
それでは、ひとつひとつご紹介していきますね。
(1)転出届
こちらは、引越す方が必要な手続きです。
夫婦で新たな場所に引っ越したり、夫のところへ妻が引越す際に必要です。
いままで住んでいた市区町村の役場へ届け出ます。
引っ越し予定日より14日前より受け付けています。そのため、4月14日に引越しをご予定している場合、4月1日より届けられます。
印鑑は世帯主や代理人など本人以外の人が届け出する場合のみ必要です。
ただし、引越し先が同じ市区町村の場合は届出が不要です。
(2)転入届
こちらも引越す方が必要な手続きです。
これから住む市区町村の役場へ引越し日から14日以内におこないましょう。
(3)マイナンバーカードor通知カード
氏名や住所を変更したら、マイナンバーカードまたは通知カードも変更手続きします。
手続きをする場所hあ、新たに住む市区町村の役場の役所戸籍住民課かマイナンバー専用の窓口。
マイナンバーカードを持っていない人は、通知カードと顔写真身分証明書を持参しましょう。
(4)公的年金
公的年金の変更手続きは、会社員か自営業かで少しちがいます。
会社員の場合は、勤め先に手続きをしてもらいます。
自営業の場合は、市区町村役場の国民年金担当窓口にて手続きします。
(5)健康保険
健康保険の手続きも公的年金と同様に、会社員か自営業かで異なります。
会社員の場合は勤め先に代行してもらいます。
自営業の場合は市区町村役場の健康保険担当窓口にて手続きします。
(6)印鑑証明書
印鑑証明書は入籍により氏名が変更になったり、転出届を提出すると自動的に廃止されます。
そのため、入籍するとまた新たに登録しなければなりません。
本人または代理人が新たに住む市区町村の役場がおこないます。
本人の場合は印鑑や身分証明書が必要です。
代理人の場合は、登録する印鑑と委任状、代理人の印鑑と身分証明書が必要です。
(7)運転免許証
運転免許証は、住民票を置いている地域の管轄警察署にて変更手続きをします。
引越す方は、引越し先を管轄している警察署にておこないます。
必要なものは運転免許証と住民票の写しです。
警察署によっては申請用の証明写真が必要なところもあります。事前に調べることをオススメします。
(8)銀行口座
銀行口座の氏名の変更は、支店の窓口でおこないます。
必要なものは、通帳とキャッシュカード、いままで登録していた届出印、新しく登録する届出印、運転免許証や住民票など新旧の住所がわかるものを用意します。
(9)パスポート
パスポートの変更手続きは、新しく発行し直す新規発給申請と、いま持っているものを修正する訂正申請の2通りあります。
・新規発給申請の方法
・訂正申請の方法
氏名や本籍の都道府県名は訂正申請での手続きができます。
ただし、パスポートのサインを変えたい場合や、写真が印刷されているページやICチップの情報を変更したい場合は新規発給申請が必要です。
婚姻届受理直後は戸籍謄本がまだ出来上がっていないため、代わりに婚姻届受理証明書を使用します。
婚姻届受理証明書は婚姻届を提出した市区町村役場の戸籍担当窓口に申請するともらえます。
パスポートを申請する際に注意しなければならない点は、海外挙式orハネムーンの1ヶ月前に手続きをすることです。
飛行機のチケットとパスポートの氏名がちがう場合、搭乗拒否されてしまいます。
入籍後すぐに海外へ行く方は、余裕を持って手続きをしましょう。
(10)車の車検証
氏名や住所が変わったら、運輸支局にて車検証の変更手続きをおこないます。
氏名と住所どちらも変更する場合は、上記表のもちものをすべて用意します。
代理人が手続きする際は、委任状が必要です。
(11)クレジットカードや任意保険、携帯電話
クレジットカード、生命保険、損保保険、電話、インターネット、ケーブルテレビ、携帯電話、奨学金など、契約しているものすべてにおいて氏名と住所変更の手続きが必要です。
会社によって方法が異なりますが、ほとんどがウェブや郵送での手続きとなります。
変更手続きの際に持っておきたいアイテム6選
変更手続きの際に最低限持っておきたいアイテムは、下記の6つになります。
・新旧の印鑑(実印と認印)
・婚姻届受理証明書
・運転免許証
・健康保険証
・年金手帳
・マイナンバーカードor通知カード
「せっかく役場に行ったのに、印鑑がなくて手続きができなかった…」、そんな失敗は避けたいですよね。
上記6つのアイテムを持っていれば、そういったトラブルを避けられるはず!
婚姻届受理証明書は、先ほどご紹介したように婚姻届を提出した市区町村役場の戸籍担当窓口に申請するともらえます。
戸籍謄本などは、出来上がるまで入籍後日数が掛かります。
そのため、婚姻届受理証明書を1通取り寄せておくと安心です。
また、印鑑に関しては、実印が必要な場合は印鑑登録の際になります。
それ以外は認印で大丈夫でしょう。
効率よく手続きしたい!1日でサクッと終わらせるスケジュール例
入籍後は必要な手続きがたくさんあります。なるべく時間を取られずに、1日でサクッと済ませたいところですよね!
ということで、ここでは効率のよいスケジュール例をご紹介していきたいと思います。
・09:00 役所へ転出届と転入届を提出し、住民票と戸籍謄本をもらう
・09:30 警察署にて運転免許証の変更
・10:00 銀行で口座変更
・11:00 パスポート窓口にてパスポートの変更
・12:00 お昼休憩
・13:00 クレジットカードなど各会社の変更
役所と警察署は比較的近場にあることが多いです。
また、その付近には銀行や郵便局などもあるため、一度に変更することをオススメします。
役所と警察署、銀行、パスポートの手続きを済ませられたら、あとはクレジットカードなど各会社の変更に取り掛かります。
ウェブ上で手続きが完結している方法の会社もあれば、変更届のpdfを配布していて、自分で印刷して郵送する会社もあります。
会社によって方法が異なるため、電話で問い合わせたり、検索したりしてみてくださいね。
まとめ
結婚の名義変更などの手続きは、まさに1日掛かりの大仕事!
役場等は平日のみの営業ということもあり、結婚してはじめての難関といっても過言ではないでしょう。
しかし、安心してください。
役所で婚姻届を提出すると窓口担当の方が手続きについてやさしく教えてくれます。
役場によっては必要な手続きが印刷された案内用紙も配布しているため、上手くいくはずです。
また、first filmでは、ご新婚の方に向けて「新婚夫婦にオススメの間取りは2LDK!間取りのチェック項目5選」や、「結婚後の働き方。共働き夫婦と専業主婦・主夫のメリット・デメリットとは?」などの記事も発信しています。併せてチェックしてみてくださいね。