結婚式の費用の中でも多くを占める料理。
ゲスト1人あたり15,000円ほどが相場とされており、高価であるほど豪華なメニューになる傾向にあります。
ゲストの注目度も高いため、しっかりと料理内容を決めたいところ。
しかし、そうはいっても品数や料理の種類、メニューなどなど、決めなければならないことがたくさんあります。
そこで今回は、料理を決める際に戸惑いがちな品数や金額などをご紹介していきたいと思います。
ゲストの期待度No.1!結婚式の料理はおもてなし
結婚式の披露宴でふるまわれる料理を婚礼料理といいます。
婚礼料理は、参列してくれたゲストへのおもてなしのひとつです。
ゲストが結婚式で期待しているものを調査したところ、「料理」と答えた方がもっとも多かったという結果があります。
さらに、結婚式でケチったんだなとゲストが分かるポイントに「料理」と挙げた方が1番いたという結果も(出典:セキララ★ゼクシィ調べ)。
以上のことから、ゲストが婚礼料理を重視しているのが伺えますね。
また、婚礼料理には、縁起ものの食材を取り入れて花婿花嫁さまを含め全員の幸運を祈る意味も込められています。
婚礼料理は、花婿花嫁さまのお祝いとゲストのおもてなしのふたつの側面を備えているといえますね。
先輩花婿花嫁さまから学ぶ!婚礼料理の平均の品数と金額
ここでは、婚礼料理の特徴をご紹介していきたいと思います。先輩花婿花嫁さまのデータを元に、品数や金額の平均などをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
(1)1番人気は高級感あるフレンチ!
婚礼料理には大きく分けて、フレンチ、和食、折衷料理、イタリアン、中華の種類があります。
フレンチ、次いで折衷料理、和食の順で人気があります(出典:親ごころゼクシィ調べ)。
中でも、フレンチが50%の割合の方が選択しており、ダントツで人気です。
下記にて上位3つの特徴を簡単にまとめてみました。
・フレンチ
普段口にする機会が少ないため、特別感を演出できるフレンチ料理。
ホテルや結婚式場でもフレンチ料理を提供しているところが多くあります。
使う食材もオマールエビやフォアグラなどで、高級なものを楽しめます。
・折衷料理
二種類の料理を組み合わせた折衷料理。
フレンチと和食、和食と中華など、ふたつの料理を一度に楽しめます。
・和食
縁起のよい食材を取り入れた祝い膳は、古くから結婚式で食べられてきました。
若者からご高齢の方まで幅広い世代が楽しめます。
(2)婚礼料理の平均の品数は6〜10品
婚礼料理の品数は6〜10品が平均です。
イタリアンはパスタやピザにボリュームがあるため、6品。
フレンチや和食は9品。多く感じるかもしれませんが、1品の量が少なめなのでちょうど良い数です。
中華は量も品数も多い10品となっています。
(3)平均金額は1人15,000円ほど
婚礼料理の金額は、ゲスト1人あたり15,000円ほどが平均です(出典:親ごころゼクシィ)。
平均3,000〜4,000円ほどする飲み放題フリードリンクを別途追加し、料理の金額を15,000円ほどにして、合計で18,000〜19,000円にする方もいらっしゃいます。
なぜ15,000円が平均かといいますと、理由のひとつにご祝儀の金額が挙げられます。
料理を決める前に押さえておきたい6つのポイント
続いては、料理を決める前に押さえておきたいポイントをご紹介していきたいと思います。
(1)ブライダルフェアの試食会に参加しよう!
料理は実際に食べてみないと味がわかりませんよね。
そのため、ブライダルフェアの試食会に参加することをオススメします。
ブライダルフェアとは、婚礼料理の試食や婚礼衣装の試着、模擬挙式など結婚式場が開催するイベントのことをいいます。
主に週末に開催されていて、ご両親とも参加できます。
ブライダルフェアの中でも特に人気なのが試食会!
無料参加できるところがほとんどですが、通常価格よりお安く通常コースを食べられるものも。
参加予約を受け付けており、予約特典がもらえる場合もあります。
人気の式場では、予約がすぐ埋まってしまうので2週間以上前からチェックしましょう!
ブライダルフェアは、ネットで「ブライダルフェア 試食会」と検索してみたり、ゼクシィなどでも調べられます。
(2)品数、見た目、味のトータルをチェックしよう!
料理は、品数、見た目、味の3つのバランスが大切です。
品数が多くても、味が好みではなかったらいやですよね。
また、見た目が残念だとちょっとがっかりしちゃいますよね。
総合的な判断ができるよう、バランスよくチェックすることが大切です。
(3)ゲストのアレルギーや苦手な食材をチェックしよう!
ゲストの方の中には、アレルギーや苦手な食材がある方がいらっしゃいます。
そのため、招待状に「アレルギーや苦手な食材がありましたらお書きください。」などとあらかじめ尋ねておくとよいですよ。
もし、アレルギーや苦手な食材がある方がいる場合は、食材を別のものにしてもらうなど式場と相談してみてくださいね。
また、ご高齢の方やお子さんはかたいものが食べにくい場合もあります。
そういったことも配慮しておくと、ゲストの満足度がグッと向上します。
(4)ゲスト1人1人に合った量を
20〜30代の男性とご高齢の方とでは食べられる量が異なります。
男性に合わせた量にしてしまうと、ご高齢の方は多いと感じます。
逆に、ご高齢の方に合わせると男性は物足りないと感じてしまいます。
そういった不満が出ないように、 基準量をご高齢の方に合わせて、男性ゲストには1品多くするなどの対応があるとよいでしょう。
ゲスト1人1人に合った量をご検討してみてください。
(5)デザートビュッフェは好みが分かれる
食後にビュッフェ形式でデザートを自分で選べるデザートビュッフェは人気の演出です。
特に女性からの人気は高く、楽しく選んで食べられるのが好きという方がいらっしゃいます。
しかし、男性やご高齢の方はあまり反応がよくない…という声を耳にします。
そのため、ゲストに女性が少なく、男性やご高齢の方が多い場合は、あまり反応がよくないかもしれません。
(6)節約は料理以外を!
挙式費用はとても高価ですよね。
予算内に収まるよう、お金のかけるところとかけないところを作るメリハリが大切です。
料理に関しては、節約をあまり考えずにお金のかけるところと割り切った方がよいと思います。
理由は、先ほどご紹介したようにゲストの方がもっとも期待しているおもてなしのためです。
節約してしまったがために、ゲストの盛り上がりがいまいち…。そんな事態を避けるためにも、料理を節約しないでおきましょう!
こだわりたい方はオリジナルオーダーorレストランウェディングを!
結婚式の料理にこだわりたい方は、オリジナルオーダーやレストランウェディングがオススメです。下記にてご説明しますね。
(1)オリジナルオーダー
会場の中には、オリジナルオーダーを承っているところもあります。
「□□の食材を使って○○な料理を作ってほしい」とオーダーすると、シェフがおふたりのために特別メニューを作ったり…。
地元産の旬の食材をふんだんに使ってくれたり…。
もしくは、いくつかプランが用意されていて、その中からお好きな料理を組み合わせたりできます。
会場探しをする際に、オリジナルオーダーに対応しているかどうかをチェックしてみてください。
(2)レストランウェディング
料理にこだわりたい方にオススメしたいのが、レストランウェディングです。
レストランウェディングとは、その名の通りレストランで挙式することです。
一流シェフが腕を振るうレストランで結婚式ができるので、まさに料理にこだわりたい方にピッタリな挙式スタイルです。
first filmでは、こちらの記事「東京近郊でウェディングができるおしゃれなレストラン10選」でもレストランウェディングをご紹介しています。気になる方はチェックしてみてくださいね。
まとめ
本記事の要点を下記にまとめてみました。
・料理は節約しない!
・1番人気はフレンチ料理
・ベスト品数はフレンチが9品、イタリアンが6品、中華が10品
・ゲストのアレルギーや苦手な食材をチェック
・ブライダルフェアの試食会に参加を!
・こだわりたい方はオリジナルオーダーorレストランウェディングを!
以上6つのポイントを抑えておけば、料理内容を決める際にスムーズに進められるはずです。
特に試食会は人気のフェアということもあり、オススメです!
プレ花婿花嫁さまのご希望に沿う料理が見つかりますように…♪