大切な人たちと1日を過ごす結婚式当日。
様々な工夫を凝らし、飾られた華やかな場所。
それは、主役のおふたりが作り上げた世界観であり、
その日その場所にしかない、また、訪れた人にしかわからない特別な空間です。
ただ、お花を飾る...
ただ、メッセージを置く...
ではなく、主役のおふたりらしく、そしてお祝いにふさわしい場所として、オリジナルに溢れたものにしたいですよね。
今回は、デコレーションによってイメージが変わる、結婚式会場の人気素材の特徴を紹介したいと思います。
デコレーションイメージはさまざま
その1:フラワー
結婚式と言えば、お花!!
ブーケ、ブートニア、プレゼント、そして会場のデコレーション。
結婚式だけでも、あらゆる場面で使われますね。
色合いやお花の種類で会場のイメージを変えやすいのが特徴です。
視点を変えていくつかみてみましょう。
・色合い
例えば、人気のピンク色。
ピンク色のお花と白色のお花を組み合わせると、可愛らしい印象に。
一方で、ピンク色のお花と赤色のお花では、大人っぽい印象を演出できます。
組み合わせる色によってお二人らしさが一番強く出る部分。お色直しの衣装などに合わせてみるのも素敵です。
・種類
たくさんのお花の種類がある中で、あれもこれもと使うより、
好きなお花があればそれをベースに、そこから上記で述べた色合いを考えるといいでしょう。
もし、特に決めていないのであれば、お花そのものの印象を考えてみてはどうでしょうか。
バラはエレガント
ガーベラはキュート
ユリはスタイリッシュ・・・など。
選んだベースのお花にグリーンのアイビーを加えたりすると、流動的なラインができ、
一段とお花を活かすことができるでしょう。
・花言葉
それぞれの花のもつ特徴や性質などに基づいて象徴的な意味を持たせた言葉であり、国によっても異なります。お花に持つ意味から、言葉や文字にしないで、メッセージを送る奥ゆかしさがありますね。
また、同じお花でも色が変われば意味も変わってきます。
例えばバラはお祝い事でよく使われますが、色の種類も今は豊富です。
赤色・・・情熱
白色・・・純血
ピンク色・・・温かい心
黄色・・・愛の告白、嫉妬
紫色・・・誇り、気品
黒赤色・・・憎悪
といった様にウェディングには適さない意味を持つ色もありますので、
花言葉を考えられる方には注意が必要です。
・季節
結婚式をされる時期や季節を大切にされたい方。
春・・・さくら・すずらん
夏・・・ひまわり・アンスリウム
秋・・・コスモス・ダリア
冬・・・ポインセチア・アマリリス
四季がある日本ならではの演出です。
さらに木の実や果物を使って、より季節感を出す事ができます。
それぞれのお花の特徴を上手く組み合わせると、
定番と言われるお花ですが無限大のバリエーションが生み出せますよ。
それに、お花を使ったデコレーションはよく見受けられますが、
それはご年配の方でも抵抗なく、お祝いの空間に入り込めますね。
その2:バルーン
最近よく見受けられるのが、バルーン。
ギフトとして届けられたバルーンをお花と一緒にデコレーションされた会場もよくあります。バルーンは今では大きさも形も色も様々あるので、お花と同じ様に会場作りにはアレンジしやすいのです。よく使われるバルーンのいくつかを紹介します。
・マイラー(フォイル)バルーン
アルミ素材・フィルム素材のバルーンです。
メタリックなのできらびやかであり、また、人気のキャラクターや文字、ハート型や星型をあしらったもの等、種類が豊富なのが特徴です。
ヘリウムガスの補充も可能なので、長期で楽しむ事も出来ます。
とても賑やかで楽しい雰囲気をもたらすインパクトありのバルーンです!
・ラデックスバルーン
定番のいわゆるゴム風船。
素材がゴムの為、ヘリウムの補充はできないけど、最近はラウンド型だけでなく、みみ付きやハート型、小さい風船を組み合わせてアーチ状にできたりするキットもあります。
また、ドット柄等模様が入ったバルーンもあり、シンプルでありながら色・大きさも豊富です。もちろん、お花との相性もバツグンです!
・インサイダーバルーン
透明フィルム素材のバルーンです。
こちらもヘリウムガスの補充はできないけど、マイラー(フォイル)バルーンよりも保ちがいいもの。
バルーンの中にバルーンが入っており、透明フィルムということもあり、軽やかな印象で可愛らしくなるのが特徴です。
色んなバルーンがありますがバルーンがふわふわ浮いている様子をみるだけで、
なんだかこちらもワクワクしませんか。
その場を一緒に感じているような・・・
キュートでポップな印象で会場が一気に明るくなります。
その3:電飾
ナイトウェディングをしようとお考えの方にオススメ。
幻想的な演出をしたいと思われるなら、この電飾を上手く使えば、きっと誰もが息をのむ空間ができるでしょう。
(1)デコレーションの場所
イルミネーションでも使われるような電飾を、デコレーションする場所によって様々な効果が見られます。
・天井
天井全体にたくさん散りばめると、星空のもとでパーティーをしているような雰囲気に。
煌めく中で、主役のふたりも、お祝いに駆けつけた方たちも輝く場所になるにまちがいないでしょう。
・木
ガーデンウェディングなら木に、レストランウェディングなら少し大きめの植木にデコレーションすることで、シンプルな場所でも会場全体のアクセントに。
・空間
木と木の間にぶら下がる様にデコレーションをしてみると、シンプルな場所でも光の空間演出ができ、またお写真の中でもいいアクセントになります。
(2)もっと幻想的にするには!?
電飾だけでデコレーションするのも、気取らないシンプルな印象を与えて素敵なのですが、
他のなにかとコラボレーションする事でもっとロマンティックに演出することができます。
・オーガンジーと
オーガンジーの柔らかな優しい印象と煌びやかな電飾を組み合わせると、気品のある落ち着いた空間が出来上がります。
特にオーガンジーはウェディングに適した生地なので、ご新婦様を優しく包み込むよう幻想的な空間に。
・ミュージックと
光と音の競演は、空間を作る上でとても重要です。
BGMの印象を変えるだけで、がらりとイメージが変わるんです。お二人らしいミュージックを選んでみてくださいね。
その4:キャンドル
その5:フラッグ
木やグリーンの中にフラッグやタッセルがかかっていると、なにかホッとしませんか?
もちろん、自然の中だけでなく、レストランや少し高い位置でゆらゆらするフラッグも。
結婚式は誰にとっても確かに特別な人生の一大イベントひとつで、非日常のようなんです。
けれども、この「非日常」の中でフラッグが揺れているだけでも、ワクワクしてくるのではないでしょうか。
きっとそう思うのは、
“アットホームで気の置ける家族や友人たちと、お庭や森でホームパーティーを開いている・・・”
そんなイメージが描かれているからではないでしょうか。
そしてフラッグが心地よく風に揺れている・・・それは幸せな空気が漂っているからなのかもしれません。
そんなフラッグはデコレーションの仕方でもイメージはもちろん変わってきます。
(1)ガーデンウェディング
近くにある木と木に結びつけたり、少し多めにフラッグをデコレーションすると、
ピクニックのような、“みんなでワイワイしようよ!”というような気軽さが出てきます。
(2)ウェルカムボード付近
よく“just married”や“happy wedding”などの文字入りのフラッグを見かけます。
訪れた人たちも、どこか安心するような“あ!楽しい事が始まりそう!”と思うのではないでしょうか。
(3)会場全体に
ウッディー、カントリ調のレストランだったりすると天井からたっくさんのフラッグをデコレーションすると、一気に皆さんが笑顔になるのが想像できます。
カジュアルなホームパーティーのようで、誰もが距離感が近くなるような気がしませんか?
(4)シンプルな場所に
会場全体にはできないけど・・・という場合、会場の隅の何気ない空間にデコレーションしてみては。空間のアクセントにもなり、また、お写真にも素敵な彩りとポイントになるかと思いますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
少しの工夫で他の人たちと差がつくデコレーションは無限大にあります。
会場を活かしいろんな素材の組み合わせで、オリジナル溢れた空間になります。
今回、ご紹介したものに結婚式を挙げるシーズンイベントの雰囲気も付け足すと、
おふたりをお祝いしに訪れた人たちも、きっと楽しまれ、また記憶に残るものとなると思います。
是非、これから結婚について考えられている方、訪れられる方たちをあっと言わせてみるような会場にしてみませんか。