料金表
サンプル
注文する
お問合わせ
近年、多様なニーズに対応すべく、さまざまな形式の挙式スタイルが世に輩出されています。
その内のひとつが、フォトウェディング。
フォトウェディングとは、挙式をせずに婚礼衣装を着て写真撮影をすることをいいます。
「結婚式は挙げないけど、花婿花嫁姿を写真に残しておきたい！」、そんな方にピッタリなスタイルです。
今回は、フォトウェディングについて、費用や準備の進め方、当日の流れなどをご紹介していきたいと思います。
フォトウェディングの種類やメリット・デメリットを解説
フォトウェディングには、「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2種類があります。
「スタジオ撮影」とは、フォトスタジオ内で撮影することです。屋内のため、天候に左右されません。
「ロケーション撮影」とは、教会や公園などで撮影することです。おふたりの思い出の場所でも撮影できますが、屋外のため天候に左右されます。
（1）前撮りとはちがうの？
フォトウェディングと前撮りには、大きなちがいがひとつあります。
それは、「結婚式を挙げるか挙げないか」です！
フォトウェディングは先ほどご紹介したように、結婚式を挙げず写真撮影することをいいます。
前撮りは、結婚式を挙げるカップルが式前に写真を撮影することをいいます。
（2）フォトウェディングのメリット
フォトウェディングの大きなメリットは、「費用を抑えられる」ことと「おふたりだけで楽しめる」ことの2点です。ひとつずつお話していきますね。
はじめに、「費用を抑えられる」。「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」によると、全国の挙式平均費用は約354.8万円といわれています。
一方で、フォトウェディングの費用は15万円以内であることがほとんどです。
比較すると340万円ほど差がありますね。
もう1点の「おふたりだけで楽しめる」についてお話します。挙式のほとんどが牧師さんやゲストが立ち会い、大人数でお祝いをします。
一方で、フォトウェディングは基本的におふたりと撮影スタッフのみで行います。
そのため、日取りや場所に制限がほぼなく、おふたりの希望する場所で行えます。
また、婚礼衣装や撮影小物、構図に凝れることもフォトウェディングならではのメリットでしょう。
（3）フォトウェディングのデメリット
フォトウェディングの大きなデメリットは特にありませんが、強いていうなら挙式をしないことです。
「大規模な結婚式はちょっと気が引けるけど、やっぱり挙式してみたいなぁ…」という方は、少人数ウェディングをご検討してみてはいかがでしょうか。
少人数ウェディングとは、ご家族や親しい友人を招待して少人数でお祝いする結婚式のことです。
チャペルの他にゲストハウスやレストランでカジュアルに挙げられるため、さいきん人気の挙式スタイルです。
費用相場は3〜20万円！プランによって大きく変化する傾向アリ
フォトウェディングの費用相場は、「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」によって左右します。
フォトスタジオ内で撮影する「スタジオ撮影」の相場は、3万円から10万円ほど。
教会など屋外で撮影する「ロケーション撮影」の相場は、10万円から20万円ほどです。後者の方が割高となっています。
レンタル衣装や写真のカット数によって前後します。
例えば、衣装の種類ごとに料金が別れている「スタジオ撮影」の場合は下記のようになっています。
洋装プランは約3～8万円、和装プランは約4～10万円、洋和装プランは約6～10万円。
「ロケーション撮影」は下記のようになっています。
洋装プランは約10～15万円、和装プランは約12～17万円、洋和装プランは約15～20万円。
洋装より和装が少し高く設定されていることがほとんどです。
その他に、「ロケーション撮影」で遠方のスポットで撮影する場合、出張費や交通費が別途発生します。
どう準備をしたらいいの？全体のスケジュールをご紹介！
フォトウェディングの全体のスケジュールは、下記のようになっています。
1、スタジオ選び・予約申し込み
2、打ち合わせ
3、撮影本番
4、仕上がり・納品
はじめにスタジオを選んで予約申し込みし、打ち合わせを経て撮影当日を迎えます。この間で1ヶ月ほど掛かることがほとんどです。
撮影を終え、写真を選び納品までにさらに1ヶ月ほど掛かるため、全体で2ヶ月は見たほうがよいです。
ただし、スタジオによって申し込みからすぐ撮影できたり、撮影当日に納品できたりするところがあります。
（1）はじめに、どんな写真を撮影するか決めましょう！
まずはじめに、どんな写真を撮影したいのかイメージ作りをしましょう！
・撮影場所
「スタジオでの撮影がいいな」→「スタジオ撮影」がオススメ！
「教会で撮影したいな」→「ロケーション撮影」がオススメ！
・予算
「5万円以下に抑えたい」→「スタジオ撮影」がオススメ！
「10万円以上予算がある」→「スタジオ撮影」or「ロケーション撮影」どちらもオッケー！
・衣裳（洋装、和装、洋装と和装両方）
・参加者（おふたりのみ、ご両親も、ペットも）
・テーマや雰囲気（シックで落ち着いた雰囲気がいい、明るくワイワイしたい、ロマンチックにしたい）
・撮影小物を使うかどうか（使う場合はスタジオにあるのか、自分たちでDIYするか）
テーマや雰囲気がいまいち決まらない…という方は、スタジオの見本写真をチェックしてみたり、インスタグラムでサーチしてみたりしてみるのがオススメです。
インスタでハッシュタグ「フォトウェディング」と検索してみると、たくさんの先輩花嫁さまの投稿があります。
その中から気になる写真をピックアップしていくと、おふたりが希望する写真の雰囲気像が見えてくるはずです。
インスタの活用方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事「結婚式の情報収集はインスタが便利！検索方法とハッシュタグまとめ」と「Instagramって楽しいの？な人へ。すきま時間に結婚式の情報収集を簡単にする方法」をチェックしてみてください。
（2）スタジオ選びと申し込み
フォトウェディングのイメージが固まったら、スタジオ選びをしていきましょう！
スタジオを探す際は、「東京 フォトウェディング」、「東京 フォトウェディング ロケーション撮影」などと希望する地域とフォトウェディングのワードを組み合わせて検索してみてください。
もしくは、上記のようなフォトウエディングスタジオ情報サイトや…。
ゼクシィ相談カウンターを利用してみてもよいかもしれません。
気になるスタジオをいくつかピックアップできたら、料金プラン、レンタル衣装や写真カット数などのオプション、見本写真の雰囲気をチェックしてみてください。資料や見積もりをもらうと比較しやすいですよ。
衣装を持ち込みたい方は持ち込み可能なのか、また撮影したい日に予約できるかも併せて確認してくださいね。
気になる質問がある場合は電話やメールで問い合わせるとよいでしょう。
（3）打ち合わせ
スタジオによって、撮影前に別日に打ち合わせを行うところがあります。
打ち合わせ時に決める項目は、「撮影プラン」、「撮影日」、「撮影場所」、「衣装」です。
「撮影プラン」は、スタジオが掲げているプランの中から選びます。
一般的な撮影プランの内容は、下記のようになっています。
・撮影
・写真データ
・写真1枚
・衣装のレンタル
・着付け
・ヘアメイク
・アクセサリーや小物のレンタル
ロケーション撮影の場合、上記に出張費や交通費が発生します。
写真のデータ数や衣装が洋装か和装かで料金が変わります。
「撮影日」は、おふたりが希望する日取りを決めていきます。
土日や大型連休などは人気のため、すぐ埋まってしまいます。余裕を持って予約するようにしましょう。
「撮影場所」は、スタジオ撮影なのか、ロケーション撮影の場合どこにするのかを決めます。
「衣装」は、撮影当日に着用する婚礼衣装を決めます。
当日のヘアスタイルをアップスタイルに予定している方はヘアクリップなどを持っていくと、雰囲気が分かりやすいですよ。
必要項目が決まり、正式に予約することになったら、撮影代金の中から予約金を支払います。
残りの撮影代金は当日に支払うことがほとんどです。
（3）撮影当日
撮影当日の流れは、下記のようになっています。
ヘアメイクと着付け（1〜2時間）→ロケーション撮影の場合は移動→撮影（1〜3時間）→写真を選ぶ（30分〜1時間）
準備から終わりまで半日から丸1日掛かることがほとんど。
ロケーション撮影の場合は衣装に着替えた後に移動します。
洋装和装どちらも腹部を締め付けられるため、車酔いしてしまうことも…。心配な方は酔い止めを飲んでおくとよいかもしれません。
撮影自体は60分ほどで終わります。しかし、和装と洋装どちらも撮影する場合は、着替えの時間も含めて3時間ほど掛かるでしょう。
上記のようにフォトウェディングは意外とハードスケジュールなので、万全の体調で臨みたいですね。
（4）仕上がり・納品
写真は撮影から2〜3週間後に、アルバムの場合は1〜2ヵ月に仕上がります。
スタジオによっては撮影当日の受け渡しをしているところも。
どうしても急いでいる方は、スタジオに相談してみると追加料金で対応してくれるところもあるようです。
まとめ
結婚式より安価で挙式気分を味わえるフォトウェディング。
フォトウェディングを挙げるご夫婦の中には、結婚式の気持ちをもう一度味わいたい方や、再び婚礼衣装を着たい方、結婚式を挙げられなかった方も多くいらっしゃいます。
おふたりの幸せな一瞬を切り取れ、さらに時期に制限がないため、ご夫婦にオススメしたいスタイルです。
