小さい頃、両親が撮ってくれた写真。ポーズなんてとってない何気ない写真から、あの頃住んでいた場所、よく遊びに行った公園、空気の匂いなんかを一瞬で思い返すことができた経験ってありませんか?
大人になってからはどうでしょう、どこか構えた写真が多いのではないでしょうか。少しでも可愛く写りたいと無理やり笑った写真(気持ちはわかります)、ピースをしている写真、場所は違えど同じような表情・ポーズのものが多くなってしまいがち。
過去を思い返せないことはないけれど、後から見返したときに同じような写真ばかりで見飽きてしまったり、何度も見返そうと思わなかったり・・・。
さらには結婚式の準備をしていく中で(とくにプロフィールムービー製作中)、二人が一緒に自然な表情で写った写真が少ないことに気がつきます。
カップル写真といえば自撮りであったり、誰かに撮ってもらったポーズを決めたたりと、どうしても同じような写真が多くなってしまうんですよね。
もっと二人の写真を素敵に、そしていつも通りの雰囲気で残してみたいかも・・・そんなあなたにはエンゲージメントフォトがおすすめです
エンゲージメントフォトとは
婚約期間中(結婚式前)に撮影する、二人の記念写真のこと。
ウェディングドレスやタキシードを着用して撮影する前撮り写真とはちょっと違います。
お二人がいつもの服装で、思い出の地やお店を巡り普段通りデートする。つまり日常の自然体なお二人を素敵に残すというのがエンゲージメントフォトなんです。
今は「恋人」である二人。結婚式や入籍を経て「家族」に変わっていきます。エンゲージメントフォトは自然体の「今」のお二人を残しておくことができるもの。
なかなかそんな姿を撮ってもらう機会ってないですが、欧米ではポピュラーな習慣なんだとか。近年日本でも、最近はエンゲージメントフォトを残すカップルも増えてきているんですよ。
エンゲージメントフォトを残す3つのメリット
(1)二人の思い出の地でプロのカメラマンに撮ってもらう。これだけで何よりの記念に。
いつものデートコース。いつものカフェ。いつも行く場所にプロのカメラマンがいる。そしていつもの日常を撮ってもらう。
最初はちょっと恥ずかしくてとっても不思議な感じがしますが、だんだんとリラックスした写真が撮れるようになってきます。そんな写真は時間が経てば経つほどかけがえのない、味わい深い思い出となっていくのです。
(2)結婚式で使えるとっても便利なツールとなる
冒頭でもお伝えしたように、結婚式の準備をしながら二人の写真を探してみると、自然体で素敵な写真というのはそう多くあるものではありません。プロに撮ってもらったエンゲージメントフォトがあれば、ウェルカムボードや会場の装飾、プロフィールムービーなどにも使えるとっても便利なツールとなります。
ゲストの方々も苦労して作った製作物よりも、お二人の素敵な写真のほうがちょっと足を止めて見たくなるようです。
(3)結婚式当日にお願いするカメラマンであれば、当日はさらに良い写真が撮れること間違いなし。
本来、結婚式当日にほぼ初めて会うカメラマン。そんな初めましてな相手に新郎新婦の表情も固くなりがちなのは当たり前。慣れてきた頃にお開き・・・なんてこともよくある話です。
エンゲージメントフォト撮影をするカメラマンさんは結婚式当日の写真も請負っている方がほとんど。どちらも同じカメラマンさんに頼めば、すでにコミュニケーションがとれているので結婚式当日の二人の表情は格段に変わっていきます。
そう、カメラマンの腕だけでは素敵な表情は完全に引き出せないのが本音。結婚式当日により良い写真を残すためのコミュニケーションとしてもエンゲージメントフォトはおすすめです。
具体的にどんな写真になるの?
それでは先日セントラファエロ銀座にて結婚式を無事終えられたジュンさんとマイさんのご協力の元、お二人のエンゲージメントフォトを実際に見ていきましょう。
自分たちだったらこんな場所で撮ってもらいたい、ウェルカムボードを作るためのこんな写真が欲しいなど、1日の流れや写真のイメージなどの参考にしてみてくださいね!
この日は朝から撮影でした。
玄関の鍵をガチャリ。スタートです。
お二人はすでに一緒に住んで新生活を初めています。
では、出発!・・・まだまだ緊張気味?
いつものお二人らしくお願いしますね!
今日はよく行く近所のデートコースに連れて行ってもらいます。
まずはいつもの公園で肩慣らし!?新郎新婦は小学生時代からの幼馴染。昔もこんな風によく遊んだようです。
いつもの散歩道も絵になるお二人。
ずんずん歩いて池の近くにやってきました。遠目に見てもきらきらしてる二人のオーラよ・・・
新緑の季節は写真が鮮やかです。
鯉(恋)人にえさやり厳禁!?(笑)
ひと遊びしたら・・・
なんだかお腹も減ってきました。来るたびに行列のカフェ。
待っている間はいつもこう。好きな子にいたずらしたくなるタイプだ(笑)
だんだんカメラの存在に慣れてきたみたい。待っている間も楽しく会話は弾みます。
注文の品を待つ間も楽しそうなお二人。本当に仲良しなんです。
キタキタ!・・・とこれはポーズをとってもらいました。ノリも良いお二人です!
いっただっきまーす!(お・・・おいしそう・・・)
ファーストバイトの予行演習なら許します。
お腹もいっぱいになったところでちょっと一休み。リラックスした表情も多く撮れるようになってきました。
ジュンさんが大好きなマイさん。ジュンさんを見つめるとき、ジュンさんに寄り添うとき、幸せそうな笑顔が全身から溢れ出ています。
それもそのはず。なんと新婦のマイさんは11歳のときから新郎のジュンさんを好きだったとか。12年ぶりに再会した二人はめでたく結ばれます。
そして、自分は幸運な男だというジュンさん。それはマイさんに出会えたことだと自信をもって言う姿は男の中の男!(もともと男前!)
出会うべくして出会ったお二人。何をするときも本当に幸せそうです。(さすがにこれははずかしそう。笑)
後半も楽しいデートが続きます。
懐かしのガチャガチャで大盛り上がり。ドラゴンボール飛び出た!で、ジュンさんキャッチした!ますます男度を上げた!
お二人らしさ溢れる柔らかく優しいイメージのもの。
遊んでいた子供に優しく話しかけます。将来のお二人が垣間見れますね。
ジュンさんを信頼し、いつだって身も心もジュンさんに委ねるマイさんは本当に幸せそうです。
午後の日差しは雰囲気も柔らかに、素敵な写真が撮れるんですよ。
まさに。
幸せいっぱいのデートのあとは、お二人のお家にお邪魔させていただきました。
そう、本番は14日。この撮影から数日後でした。
お二人とも慣れた手つきで料理を作っていきます。ここでも仲良し!
で、またファーストバイトの予行演習を・・・
美味いっ!(そりゃそうだ!愛情というスパイスがこれでもかと入ってますから!)
本日二度目のいっただっきまーす!(ちゃっかり一緒に頂いちゃいました!とっても美味しかったです。マイさん料理上手!)
また、お二人の結婚式の様子も愛に溢れた素敵なものとなりました。
本当に誠実なお二人で、ご覧のとおり美男美女!!「二人の想いと家族への想い」がテーマとなった映像になりました。是非ご覧ください!
まとめ
いかがでしたか?
何気ない恋人どうしの日常こそ、残しておくべき写真なのではないかと思うのです。
将来見返したとき、あのときの感情が一瞬で思い出せるでしょう。
いつの日か自分の子供たちに思い出話をしながら見せる日がくるでしょう。
最初はカメラマンに撮ってもらうなんて・・・と恥ずかしさが勝るのも無理はありません。
でも結婚式の前に、カメラマンにいつもの自分の写真を撮ってもらうだけで、当日の表情はぐっと良くなるんです。
エタニティフォトでいつものあなたを素敵に残してみませんか?